2021.3.8

Excel 2019でハイパーリンクの解除や入力中にオートでリンク化されてしまう設定の変更

最近、LibreOfficeからExcelを使うようにして、快適に作業できるようになったのですが、URLやメールアドレスを入力すると、自動でハイパーリンク化されてしまい、解除の仕方や、そもそも入力してもハイパーリンクにならないようにする方法が分かり難かったので、それぞれの手順について記しておきます。

目次

  • 現象
  • ハイパーリンクの解除
  • 入力中のURLをハイパーリンク化しない設定
  • 指定したURLのハイパーリンク化

現象

デフォルトでは以下のようにURLやメールアドレスをセル内に入力してEnterを押すと、自動でハイパーリンクが挿入されてしまいます。

リンク化されてほしい場合もありますが、そうじゃない時の方が多いので、個人的には必要なURLのみ、こちらで指定してリンク化するのがいいと思っています。

ハイパーリンクの解除

自動で挿入されたハイパーリンクを削除するには、ハイパーリンクが設定されたセルを右クリックして表示されたメニューから「ハイパーリンクの削除」を選択するか、

セルにカーソルを合わせた状態で「Ctrl + K」を押して、ハイパーリンクの編集ダイアログを開き、ダイアログ右下の「リンクの解除」ボタンを押すことでハイパーリンクが削除されます。

上記の対応の場合、URLを修正しようとしてセルを入力状態にして確定すると、再度、ハイパーリンク化されてしまいます。

入力中のURLをハイパーリンク化しない設定

入力したURLを常時、ハイパーリンク化しないようにするには、ファイルメニューの「オプション」を選択して、

オプションダイアログが表示されたら、「文章構成」の「オートコレクトのオプション」を選択します。

オートコレクトの設定で「入力オートフォーマット」のタブ内に「インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する」という項目があるので、こちらのチェックを外して「OK」を押します。

この設定以降、URLやメールアドレスをセルに入力しても、ハイパーリンクは挿入されなくなります。

指定したURLのハイパーリンク化

逆に入力したURLをハイパーリンク化したい場合、リンクを設定したいセルにカーソルを当てた状態で「Ctrl + K」を押すと、ハイパーリンクの挿入ダイアログが表示されるので、「アドレス」にURLを指定して「OK」を押すと、ハイパーリンクが設定されます。

個人的にはリンクは基本なしで、設定したい場合に手動でハイパーリンクを挿入するようにしています。

自動でリンク化された直後に「Ctrl + Z」を押すことで、リンク無しの文字に戻すことも可能ですが、リンクが設定されたことに気づかないことが多かったので、この方がいいと思います。

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