2021.3.29

モバイルバッテリーの容量や形状の違いによる使い分けについて

モバイルバッテリーは製品毎にバッテリーの容量や形状に違いがあり、用途によって使い勝手がだいぶ変わることを最近知りました。

目次

  • バッテリー容量が大きいもの(10,000mAh以上)
  • バッテリー容量が少ないもの(5,000mAh前後)
  • 筒形の形状
  • まとめ

バッテリー容量が大きいもの(10,000mAh以上)

まず、バッテリー容量が10,000mAh以上の比較的に容量が大きいものについて。

スマートフォンのバッテリー容量は通常3,000~5,000mAh程度なので、10,000mAhのモバイルバッテリーであれば、2~3回分の充電が可能です。

スマートフォンを仕事で利用してバッテリーの消費が激しい場合や、1泊2日の小旅行といった場合には、これくらいのバッテリーがあれば安心。

ただし、バッテリーの重量は基本的に容量に比例して重くなり、サイズも大きくなるので、ポケットに携帯して持ち運ぶといった利用には向いていません。

カバンに入れたまま、スマートフォンを充電して利用することも可能ですが、この場合、長めのUSBケーブルが必要になります。

バッテリー容量が少ないもの(5,000mAh前後)

日常使いで一番使いやすいのは、バッテリー容量が5,000mAh前後のものです。

容量的にスマートフォン1回分の充電くらいしかできませんが、ちょっとしたが外出や、仕事でスマートフォンを頻繁に利用しないのであれば、これくらいの容量で十分。

重量も100g前後と軽く、スマートフォンと一緒にポケットに入れて、充電しながら利用するには、ちょうどいいサイズです。

ポケットに一緒に入れて、使う時も一緒に取り出して利用するといった場合、USBケーブルは短いものの方が使いやすいです。

最近はワイヤレス充電に対応したものもあるので、スマートフォンが対応しているなら、そちらの方がスッキリして使えますが、上述の理由からバッテリー容量は5,000mAh前後に抑えた方がいいです。

筒形の形状

容量以外の重要な要素は形状です。

上記は5,000mAhの筒形のモバイルバッテリーで、見栄えが良く、ポケットに入れて利用するにもちょうど良さそうという理由で購入しました。

ただし、実際に使ってみると、モバイルバッテリー単体でポケットに入れる分にはいいですが、スマートフォンと一緒に入れると収まりが悪く、一緒に取り出して使おうとすると、形状がまったく違うので掴みにくいという欠点があります。

このため、筒形の場合、バッテリーの容量に限らず、移動中はカバンなどに入れての使用が前提となります。

まとめ

用途や使い方によって、必要なモバイルバッテリーの容量は異なりますが、容量が大きいものの方が安心するから、という理由で安易に購入すると、バッテリーのサイズや重量が目的に合っていない、といったことがあります。もちろん形状も同様。

また、不要になったモバイルバッテリーの廃棄はちょっと手間で、普通の家庭ごみとして出すことはできません。各自治体の処分方法に従って、廃棄する必要があり、安いからといってよく確認せずに購入すると、後の処分で苦労します。

さらに、バッテリーが古くなると膨張したり、品質が悪いものであれば、発火の可能性があるなんてこともあるので、モバイルバッテリーを購入する際は、自分の目的に合ったものを慎重に選ぶ必要がある、というのが今回の話になります。

私の場合、数年前の長期旅行の際、不安だからという理由で、同じようなモバイルバッテリーを複数個買いましたが、そのほとんどを使用せずに今を迎えているため、かなり無駄なお金の使い方をしてしまったと反省しています。

このまま使わないまま廃棄するのはさすがに勿体ないので、なにかに使えないか模索しようと思います。

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