Windowsでゲーム中にFPSを表示する方法
Windowsでゲーム中にFPS(フレームレート)やGPUの使用率などを表示して、使用しているPCの性能を確認したいことがあったので、その方法について記します。
目次
- Xbox Game Bar(Windows標準)
- NVIDIA GeForce Experience
- MSI Afterburner
Xbox Game Bar(Windows標準)
FPSを表示するためのアプリはいくつかありますが、一番簡単なのは、Windowsに標準でインストールされているアプリ「Xbox Game Bar」を使うことです。
アプリはショートカットが登録されているので、キーボードで「Windowsキー + G」を押すと表示されます。
左下に表示されたパネルにCPUやGPUの使用率と一緒にFPSの項目があるので、このパネルをピン止めすると、常時、画面に表示された状態となります。(パネルが表示されない場合は、アプリのバージョンが古い可能性があるので最新にアップデートしてください)
FPSを選択した際に「FPS情報を取得するには、拡張ユーザーアカウント制御アクセス権が必要です。アクセス権を要求してから、変更を有効にするためにPCを再起動してください。」と表示される場合、下に表示されている「アクセス権の要求」ボタンを押して要求を実行してから、PCを再起動します。
再起動後にゲームを起動すると、FPSが表示されるようになります。
NVIDIA GeForce Experience
NVIDIA系のビデオカードを使用している場合、「NVIDIA GeForce Experience」を使用していると思いますが、このアプリを使ってFPSを表示することも可能です。
設定は、アプリを起動して、ツールチップで「ゲーム内のオーバーレイを開く」と出てくるアイコンを選択したら、
続いて表示される画面で、右下の歯車アイコンを押します。
メニューが表示されるので、その中から「HUDレイアウト」を選択。
HUDレイアウトの設定画面で「FPSカウンター」という項目があり、デフォルトでは「オフ」が選択されているので、表示したい位置を選択して、FPSカウンターを有効にします。
ゲームを起動すると、以下のようにFPSが表示されます。
MSI Afterburner
最後に紹介するのは「MSI Afterburner」です。今回紹介するアプリの中では一番機能が豊富ですが、その分、設定項目が沢山あって、初見では何を設定すればFPSが表示されるのか分からないと思います。
まず、アプリをダウンロードしてインストールするのですが、この際、「MSI Afterbuner」と一緒に「RivaTuner Statistics Server」というアプリもインストールしないといけない点に注意。
インストールが終わったらMSI Afterburnerを起動して、中央の歯車アイコンを押します。
設定画面が開いたらタブの「モニタリング」を選択し、モニタリングしたい項目を選択して「オンスクリーンディスプレイでの表示」にチェックを入れて適用します。
この設定だけでは表示されないので、一緒にインストールした「RivaTuner Statistics Server」を起動して、「Show On-Screen Display」を有効にします。
ゲームを起動すると、以下のように表示されます。