2020.9.12

トリプルキャリア対応の「MUGEN WiFi」を使ってみた感想

先日、仕事で使うリモートワーク専用の通信回線としてトリプルキャリア対応の「MUGEN WiFi」を契約しました。

トリプルキャリア(docomo、au、SoftBank)対応のクラウド型SIM端末は、様々な会社から似たようなサービスが提供されています。WiMAXのような統一した呼び方がないので、なんという括りで呼べばいいのかいつも迷いますが、基本的には「○○WiFi」と呼ばれているやつです。

有名どころでは、どんなときもWiFi、THE WiFi、ギガWiFi、といったところで、他にも沢山あります。

目次

  • 通信端末(U2S)
  • リモートワークの普及によるサービスの見直し
  • MUGEN WiFiの特徴
  • MUGEN WiFiの通信速度
  • 仕事(リモートワーク)で使った際の1日の通信量
  • 最後に

通信端末(U2S)

MUGEN WiFi契約後、すぐに通信端末(U2S)が送られてきました。

端末は意外と大きく、持っているスマホ(P10 lite)と比較すると、サイズは2周りくらい小さいですが、

その分、厚さがそれなりにあります。

重量は152gあり、手に持ってみると、そこそこ重みを感じるので、ちょっと嵩張るスマホという印象です。

モバイルルーターとしてはWiMAXの小さくて軽いので、そちっらの方が優秀かもしれません。

リモートワークの普及によるサービスの見直し

さて、ちょっと前までであれば、この手のサービスは通信容量に制限がなく使い放題でしたが、リモートワーク(テレワーク)の普及によって通信量が増大して採算が取れなくなったのか、各社ともにサービスの見直しが行われ、今ではほとんどのサービスで通信量に制限が設けられるようになりました。

すべてのサービスを確認したわけではありませんが、だいたいどこのサービスも月間100GBの制限が設けているようです。もちろんまったく同じではなく、THE WiFiの場合であれば、1日4GBといったような制限を設けているところもあります。

このため、安ければどこでもいい、というわけではなく、自分の使い方に合ったサービスを選択する必要があります。

MUGEN WiFiの特徴

私が契約したMUGEN WiFiも最近になって月間100GBの制限が設けられました。

似たようなサービスが多い中、MUGEN WiFiを選んだ理由は以下の通り。

  • 30日間のお試し期間が設けられている
  • 25ヶ月目以降はいつ解約しても解約費用が0円
  • 月々の料金が安い

とくに2年利用後(25ヶ月目以降)はいつ解約しても解約費用が発生しないのがよく、以前、WiMAXを契約していた時、契約更新月以外に解約しようとすると解約費用が発生するので、1~2ヶ月前から忘れないように気を付ける必要があり、意外と面倒だったので、その心配がなくなるのは結構大きいです。

MUGEN WiFiの通信速度

肝心の通信速度は以下の通りでした。

混雑する時間帯によって変動しますが、大体10~30Mbpsといったところです。

契約前に事前にスマホのテザリングで確認したところ、10Mbpsもあれば十分仕事で使えることを確認していたので、仕事(リモートワーク)専用で使うのあれば十分な速度です。

一方、容量の大きなファイルをダウンロードしたり、動画を頻繁に視聴したりするような使い方であれば、ちょっと物足りなさを感じるかもしれません。

仕事(リモートワーク)で使った際の1日の通信量

MUGEN WiFiの通信端末を試しに1日仕事で使ってみました。

リモートワークで使っているツールによって必要になる通信量は変わってくると思いますが、私の場合、1日(9:00~18:00)使って、利用したデータ量は「660MB」でした。

1ヶ月間に20日働いたとして、単純に計算すると必要なデータ量は「13.2GB」になります。

もちろん、Windowsのアップデートやその他の作業で通信量は増えると思いますが、それを考慮したとしても100GBを超えるようなことはないので、十分、仕事で使えそうです。

最後に

リモートワークの良さは仕事場所を選ばないこと。

この手の通信端末が一つあれば、通信さえできれば、どこでも仕事ができるようになるので、これからのリモートワークが捗りそうです。

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