2020.7.13
2020.7.15

ダイソーのワイヤーネットでノートパソコン用スタンドの作成

ノートパソコンをデスク上で使う場合、そのままだと画面の位置が低いので、ノートパソコンの下になにかしらの台(スタンド)を設置している人が多いと思います。また、外付けのキーボードを利用していたりすると、ノートパソコンが邪魔で思い通りの位置に置けないなんてことも。

このような不満を今回はダイソーのワイヤーネットを使って改善してみました。

目次

  • ワイヤーネットで作るノートパソコン用スタンド(「コ」形状)
  • ワイヤーネットで作るノートパソコン用スタンド(「Z」形状)[2020年7月15日 追記]
  • カタログ・メニュースタンドで代用
  • ワイヤーネットとスタンドで試行錯誤

ワイヤーネットで作るノートパソコン用スタンド(「コ」形状)

取り出したるは何の変哲もない、どこの100円ショップでも大抵は売っているワイヤーネット。

サイズは 40.5cm × 26cm。ダイソーで販売されていたものでカラーはオフホワイトです。

ワイヤーネットを折り曲げて作成するので、本棚の中板を取り出して、ワイヤーネットの折り曲げたい位置に敷いたら、

慎重に力を加えて直角になるように折り曲げます。

反対側も折り曲げて「コ」の字にしたら、たったこれだけで完成。

とりあえず、自宅に転がっていた11インチのノートパソコンを載せてみると、ちょうどピッタリのサイズでした。

14インチのノートパソコンに置き換えてみると、スタンドが貧弱な感じですが、なんとか許容の範囲内。

このままでも使えないことはないですが、「コ」の字の角度によってはノートパソコンが滑ってしまうので、下にすべり止めマットを敷くと、斜めにしてもズレないのでおすすめ。(マットはキャンドゥで購入したものですがダイソーでも売っていると思います)

今回使用したワイヤーネットで重さは1.5kg程度なら大丈夫でしたが、15インチ以上のノートパソコンの場合は、もう一回り大きいワイヤーネットを使った方がいいと思います。

ノートパソコン用のスタンドはAmazonで2,000~4,000円くらいで販売されていますが、見た目が重要でなければ、ダイソーのワイヤーネットを使ったこのスタンドでもありです。

弱点は風や振動でスタンドが揺れてしまう点と、高さが固定になってしまう2点。

スタンドが揺れてしまうのは中に支柱になるようなものを挟むと良さそうなので、なにかいい商品がないか100円ショップで物色中です。

高さが固定になってしまうのは、「コ」の字ではなく、もう少し長めのワイヤーネットを使って「Z」形状にすれば、ある程度の調整はできそうですが、その場合は、スタンドの揺れが大きくなりそうなので、前述の支柱が重要になってくるかと思います。

ワイヤーネットで作るノートパソコン用スタンド(「Z」形状)[2020年7月15日 追記]

後日、気になって仕方がなかったので、大き目のワイヤーネットをダイソーで購入して「Z」形状のPC台を作成してみました。

購入したワイヤーネットのサイズは 80cm × 29.5cm。

実際に「Z」形状にしてみて分かったのは、意外と高くなってしまうところと、折り曲げた部分の角度が急でコーティングされているビニールが所々やぶけてしまうところ。また、予想していた通り、振動が伝わりやすい構造になってしまうので、一度触ってしまうと、揺れが長く続いて、とても視聴に耐え得るものではありませんでした。

なお、黒い結束バンドはPC台の高さ調整のために取り付けています。以前にホームセンターで購入していたものですが、ダイソーでも似たようなバンドが販売されていると思います。

Z形状のPC台が思っていたよりも微妙だったので、しばらく考えた後、一旦、元に戻して、以下のような形状に作り直してみました。

2度目なのでちょっと形状が歪になっていますが、「Z」から漢字の「己」にしたといった感じ。

結束バンドは上下で別々に設置することで、独立して高さの調節ができるようにしていて、ある程度、余裕を残した状態で最後に結束バンドで締めると、振動で揺れてしまう現象がかなり改善されます。

実際に14インチのノートパソコンを設置してみると、なかなかいいPC台になりました。

ワイヤーネットを折り曲げるのに苦労しますが、最初の「コ」の形状よりも、こちらの方が安定性が高いです。ポイントは結束バンドを使うところ。

カタログ・メニュースタンドで代用

ちなみに下のスペースが不要な場合、段ボールでもなんでもいいので高さがちょうどいいものノートパソコンの下に敷けばいいのですが、ダイソーで商品を物色していたら「カタログ・メニュースタンド(スライドタイプ)」という商品を見かけて、試しに使ってみたら、なかなかちょうどいいスタンドになりました。

高さは7~8cm程度の底上げになります。

強度はあまりないので、そこまで重たいものには向かず、15インチ以上の大きいものでは左右のバランスも不安定になると思います。

ワイヤーネットとスタンドで試行錯誤

実はワイヤーネットを折り曲げるタイプのスタンドにたどり着くまで、専用のスタンドや連結ジョイントを使って、色々と試行錯誤してました。

上記のスタンドの場合、振動に弱いという弱点はなくなりますが、ワイヤーネットの幅が長くて組み立て後のサイズが大きくなったこと、重心が前に行き過ぎると重さに耐え切れずに倒れてしまう、といった別の問題が出てきます。

また、ワイヤースタンドの外枠は固く、ベンチなどで切断するのは厳しかったので、最終的には、ワイヤーネット1枚を折り曲げて作るタイプのスタンドが一番簡単で作りやすく、かつ、安価に作成できるものになるかと思います。

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