クロスバイク(ORBY700)のオーバーホール奮闘記
長年乗ってきたブリジストンサイクルのクロスバイク「ORBY700」。
乗り始めてから10年以上経つので、ところどころ錆やガタがきていて、給付金で買い替えようか悩みましたが、最近は利用頻度が減っていたこともあり、新しい自転車を購入するのはもったいなかったので、自分でオーバーホールすることにしました。
目次
- クロスバイクの状態
- 購入したパーツ
- チェーン洗浄
- タイヤ、チューブ交換
- ブレーキシュー交換
- 注油
- 交換後の状態確認
- 余談
クロスバイクの状態
購入したパーツ
チェーン洗浄
まずはチェーンの洗浄から。
以前に洗浄した時は水鉄砲のような形をしたチェーン洗浄機を使いましたが、意外と面倒だったので、今回はパーツクリーナーを使った方法で行いました。
方法は簡単でパーツクリーナーをチェーンに吹きかけて、不織布ワイパーで拭き取るだけです。
さらにチェーン用のクリーニングブラシで内部の汚れを落とし、
スプロケットはパーツクリーナーを吹きかけた後、不織布を間に差し込んで汚れをそぎ落とします。
なお、パーツクリーナーは火気厳禁です。屋内で使う場合は換気などに注意し、密室での使用を避けるようにしましょう。
タイヤ、チューブ交換
続いて、前後のタイヤとチューブの交換。
前輪のタイヤを取り外したら、
購入したタイヤレバーを使ってホイールからタイヤを徐々に外していきます。
以前、タイヤやチューブを交換した際は、マイナスドライバーなどを使ってやりましたが、こちらのタイヤレバーを使うと簡単にタイヤを外すことができたのでおすすめです。
交換するタイヤは前後ともにCHAOYANG(チャオヤン)。理由はコスパが良かったのと、後輪はパナレーサーのタイヤに変えていましたが、タイヤが柔らかいのか溝の減り具合が早かったので、今回は別のメーカーのもの試してみたかったからです。
チューブはSCHWALBE(シュワルベ)の700 × 18-28C(仏式)。サイズが18-28Cとなっているので、28Cのタイヤにはちょっと小さいのか?とも思いましたが、よくよく考えたら、以前交換したチューブがこちらのチューブで、これまでとくに問題は発生していなかったので、また同じチューブを選択。
タイヤとチューブをホイールに合わせたら、あとは取り外す時につかったタイヤレバーでタイヤをホイールの中に押し込みます。
後輪も同様にタイヤとチューブを交換。
タイヤに空気を入れてみて、ホイールにちゃんとハマっていることを確認できたらOKです。
ブレーキシュー交換
注油
交換後の状態確認
交換後は試乗して、タイヤがスムーズに回るかどうか、ブレーキの効き、急制動、ギアチェンジの操作感といったことを確認し、問題があったら再調整を行います。
プロならまだしも素人なので、私の場合、交換後は2~3回調整が入ります。
今回もリアのハブの閉めが強くて滑りが悪くなっていたり、左右のブレーキシューの間隔が狭くて、走行時、常にホイールに接触していたり、といったことがあったので再調整を行いました。
肝心の交換後の感想は、めちゃくちゃ快適になった、という言葉で伝わるかと思います。
毎日乗っていると段々と性能が落ちていても気づき難いですね。自転車はメンテナンスするのとしないので、性能に天と地くらいの差が出るので、定期的なメンテナンスは必要不可欠なようです。
なお、メンテナンスする際は、スタンドがあるとかなり便利です。
余談
オーバーホールの作業中、辛うじて繋がっていたベルのハンマーのバネがポッキリ折れてしまったので、近日中にベルの交換も行いたいと思います。