購入した電気ミニグリル
動画に影響されて購入したのはハックの「ちょこっと家電」という商品。
直径12cmの本体、鍋プレート、ガラス蓋と、お一人様向けの電気ミニグリルの中でも、かなり小さい部類に入ります。
パッケージに贅沢鍋とありますが、さすがにこの鍋では小さすぎるので目玉焼きやウインナーを炒めるくらいにしか使えなさそうです。
ON/OFFスイッチ
ちょこっと家電には電源のスイッチが付いておらず、コンセントを挿し込むと即加熱状態になりますが、それではさすがに使いづらいので、100円ショップで電源スイッチ付きのタップを購入して取り付けます。
相棒となる鍋(フライパン)
付属の鍋プレートが小さいので、この電気ミニグリルを使う場合は、別途、市販されている鍋を購入するのが普通のようで、Amazonでよく一緒に購入されている商品にはピクニック用のアウトドア鍋が紹介されています。
ただ、私は一緒に鍋を買わなかったので、近くのホームセンターで探すと、ちょうどいい鍋が見つかりました。
どこのホームセンターに行ってもフライパンや鍋は小さいサイズで14cmまでしかありませんでしたが、ダメ元で向かった島忠ホームズでこちらの12cmのミルクパンをゲット。
ちょこっと家電との相性は上々で、ガラス蓋も隙間なくきちんとセットできます。
また、100円ショップで売られているアルミの取り皿とかなり相性がいいです。(とくにダイソーのアルミ皿)
今回はこの鍋セットで色々と料理してみました。
うどん
まず作ってみたのはうどん。
うどんスープを400mlにしてタマゴやちくわなどの具材を投入したら、鍋いっぱいっぱいになってしまいました。また、お湯の量が多いと沸騰するまで時間がかかります。(今回は15~20分くらい)
うどんは美味しかったですが、お湯の量はちょっと控えめにした方がよさそうです。
袋ラーメン
お次は袋ラーメン。
うどんの教訓を生かしてお湯を少な目にしたら乾麺がお湯を吸って、スープがほとんどなくなりました。
とはいえ、味はいつもの袋ラーメンでこれはこれでアリですが、スープを吸おうとすると鍋が熱くて唇を火傷しそうになったので、食べるときは別の容器に移し替えた方が食べやすいです。
ライス
こちらの電気ミニグリルで米を炊く動画を見かけたので、私も試しにやってみました。
米は炊く前に1時間ほど水に付けておく必要があり、時間がなくてこの作業を怠ったら、かなり芯が残っていました。
美味しい米を炊くにはもう何度か練習が必要ですが、今回のおかげで、フライパンで米を炊くことができることを知ったので、この方法でいずれは車中泊でも試してみたいと思います。
あさりの酒蒸し
あさりの酒蒸しなんてのも作ってみました。
蓋はガラス蓋を使いたいところでしたが、米を炊いた後で使用中だったため付属の鍋プレートで代替。そのため、中の様子が見えず、沸騰後に汁が噴きこぼれてしまいました。
ちょこっと家電であっても、酒蒸し程度であればそれほど時間もかからずに作ることができます。
石焼風ビビンバ
”石”焼ではないので石焼風なビビンバ。
過熱状態のままにしておけば、いつまでたってもアツアツの状態で食べることができます。そこまで温度が上がらないため、おこげができることはありませんでしたが、この使い方は結構ありだと思いました。
ちなみに金属のスプーンを使うとフライパンのフッ素加工が剥がれてしまうので、木製のスプーンを使っています。
ホットケーキ
最後はホットケーキです。
鍋にお玉2杯分の生地を投入し、ガラス蓋をして焼くこと20分前後で片面が焼き上がります。上の表面が乾いて蒸しパンのような状態になったらひっくり返すタイミング。上が乾いているので、鍋を逆さまにして手で持って返すことができます。
プレートの温度がそこまで高くないため、長時間焼いても焦げず、ホットケーキが分厚いので時間はかかりますが、最終的には、いい感じに焼き上がります(中もちゃんと火が通っていました)。
外はサクっ、中はフワッとしているので、食べてみると大判焼きのようです。
試しにつぶあんを挟んでもう一個作ってみたら、まんま大判焼きでした。
通常のサイズより2~3倍はあるので、食べ応えは抜群です。
最後に
どの料理も美味しかったですが、個人的には、この電気ミニグリルでしか作れない、石焼風ビビンバとホットケーキ(大判焼き)がおすすめです。
ちょこっと家電は車中泊用品としての使用を目的に購入する人が多い商品だと思いますが、自宅で使用するのも料理の幅が広がってよく、使い勝手もいいので、しばらくはこのミニグリルで作った料理ばかりになりそうです。
ハック ちょこっと家電 贅沢鍋&グリル Φ12cm HAC2254