2019.9.23
2021.3.24

モバイルSUICAは超便利で一度使ったら元には戻れない必須アプリ! だけどアプリのUIが未だにガラケー仕様で使いづらい【追記あり】

スマートフォンをPixel 3aに替えてモバイルSUICAを使い始めてから3ヶ月以上が経ちました。

アプリ自体はすでに手放せないものになっているのですが、実際に使ってみると、操作性が悪かったり、パスワードの制限がひと昔前のもので覚えにくかったりと、操作するたびに作り直せばいいのにと思ってしまいます。

というわけで、今回はモバイルSUICAアプリについて。

目次

  • モバイルSUICAについて
  • モバイルSUICAのメリット
  • モバイルSUICAのデメリット
  • SUICAのチャージや定期券の継続購入は他のPayアプリで
  • 最後に
  • リニューアルによってスマートフォン仕様に改善されました [2021年3月24日追記]

モバイルSUICAについて

モバイルSUICAのアプリでできることはチャージの他、定期券、グリーン券、特急券の購入などが可能です。

■マイページ

■チケット購入画面

一般の方であれば、普段はチャージと定期券の購入くらいしか使わないと思いますが、それだけでも大変便利な機能です。

モバイルSUICAでチャージや定期券を購入したりするには会員登録が必要で、現在は1年で1,030円の会費が必要。

アプリを利用する端末はおサイフケータイに対応(FeliCa搭載)している必要があります。

モバイルSUICAのメリット

モバイルSUICAの最大のメリットは自宅にいながらSUICAのチャージや定期券を購入できるところです。

普通のSUICAカードの場合、チャージ金額の残高確認ですら自宅にカードリーダやNFC搭載の端末がなければ分からず、久しぶりに使う際はチャージ残高がいくらだったか思い出せず、早めに駅に向かってチャージすべきかどうか悩む、なんてことが少なからずありました。

また、駅の券売機で定期券付きのSUICAカードを新規購入する場合、慣れない操作端末を使いながら、氏名や生年月日の入力、それに乗車駅や使用路線を選ばなければならず、その間、後ろに並んだ人が待たされるので、仕方がないとはいえ、できるだけ早く終わらそうとして、焦ってしまいますよね。

モバイルSUICAを利用すれば、そういった手間が一切なくなります。

モバイルSUICAのデメリット

逆にモバイルSUICAのデメリットですが、スマートフォンはカードに比べたら数段重く、かつサイズも大きいので、駅の改札を通る際にポケットから取り出すには不便といったところでしょうか。また、使い始めの頃は慣れずに何度か改札でモバイルSUICAが反応せずに止められてしまいましたが、最近はそういうこともなくなり、問題なく使えてはいるのですが、それでもやはり、普通のカードの方が反応はいいな、と思う時があります。

アプリ自体にも問題があって、スマートフォン全盛のこの時代においてUIが未だにガラケー仕様で、かなり使いづらいです。

各項目の先頭に数字が振られている画面とか、本当に久しぶりに見ました。前の操作画面に戻るにもスマートフォンの戻るボタンではアプリが終了してしまうので、わざわざ「戻る」のリンクを押さないといけず、アプリを使っていると結構ストレスが溜まります。

ガラケーにも対応しているため、そのような仕様となっているのでしょうが、パスワードの仕様も古いままで、他のサービスと全然違ったパスワードにしないといけないので(英数字8桁、大文字有り、記号使えない、など)、よく設定したパスワードを忘れてしまいます。(3ヶ月利用しただけで2回もパスワードを忘れてしまい、1回はパスワードを再設定しなければいけませんでした。)

さらにデメリットとしては、年会費がかかるところ点が挙げられます。モバイルSUICAが使われた方が駅での混雑解消に繋がると思うので、年会費は撤廃して、広く普及してほしいですよね。

そういう私が思ったようなことがこれまでに当然として要望があったのか、2020年2月以降はケータイ向けサービスが終了して、年会費も無料になるようです。

そうなると当然、アプリのUIがスマートフォンベースに切り替わると思うので、ケータイ向けサービスが終了した直後なのか、しばらく後なのかは不明ですが、2020年2月以降のそう遠くない未来でアプリの使い勝手がかなり向上するものと思われます。

SUICAのチャージや定期券の継続購入は他のPayアプリで

『モバイルSUICAは必須アプリだけど、操作画面がガラケー仕様で使いづらい』

そんな人のために用意されているのが、Google Pay(iOSの場合はApple Pay)です。

Google PayはモバイルSUICAと連携することが可能で、Google PayアプリからSUICAのチャージや定期券の継続購入ができます。

「チャージ」ボタンは常に表示されていますが、定期券の「継続購入」ボタンは期限切れの2週間前になると表示され、継続での購入ができるようになります。

Google Payアプリからの方が使い勝手がいいので、会員登録や定期券の新規購入をモバイルSUICAから行った後は、ずっとこちらのアプリを使用しています。

一つだけ残念だったのは、定期券の『新規』購入がGoogle Payアプリからできなかったところです。できるのはあくまで『継続』購入のみ。なので、しばらく使わないで定期券の有効期間が過ぎていたり、別の区間の定期券に切り替えないといけなかったりすると、また、モバイルSUICAを使って新規購入しないといけません。

私は最初、Google Payからでも定期券を新規で購入できると思っていたため、定期券の継続購入ボタンが出現しても放置して、新規で購入し直そうとしたらGoogle Payからできないことに気がつき、仕方なく久しぶりにモバイルSUICAを使おうとしたらパスワードが特殊でログインできず、パスワードの再設定からやらなければいけませんでした。

2020年2月以降はこういったこともなくなると思います。とりあえずパスワードの制限は早めになんとかしてほしいですね。

その他、Google Payアプリでできることはこちらで確認してください。

最後に

2020年2月以降、アプリのUIが切り替わったタイミングで、こちらの記事を更新するか、新しく記事をアップしようと思います。

余談ですが、SUICAや他の電子マネーを使って買い物をするように心がけていて、徐々にその対象が広がっていますが、完全なキャッシュレス生活とまではなかなかいっていません。ある程度、書きたいことがまとまったら、それについても紹介したいと思います。

リニューアルによってスマートフォン仕様に改善されました [2021年3月24日追記]

ようやくといった感じですが、2021年の3月、モバイルSUICAアプリがガラケー仕様からスマートフォン仕様にリニューアルして、大幅に使い勝手が向上しました。

最近、リモートワーク主体の働き方となってアプリを利用する機会が激減していますが、さらっと触ってみたレベルでも、操作性が以前と比べて雲泥の差で使いやすくなっていることが分かります。

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