引っ越し時にやらなければいけないこと
引っ越し先を決めたらあとは実際に移り住むだけですが、引っ越しは荷物の梱包や各種手続きが必要で、やらなければいけないことが盛り沢山。
色んなサイトで引っ越し手続きのチェックリストが掲載されているので、それを印刷して、何を対応して何を今後対応しないといけいのか、といったことをすぐに分かるようにしておかないと絶対に忘れてしまいます。
以下、単身の社会人である私が引っ越しする際に行ったことのまとめです。
目次
- やるべきこと
- 旧居(賃貸住宅)の解約
- 荷造り
- 粗大ごみや不要になった家電製品の処分
- 新居のチェック(間取りや窓のサイズなど)
- 郵便物の転送
- インターネットの移設
- 電気の利用停止(旧居)と利用開始(新居)
- ガスの利用停止(旧居)と利用開始(新居)
- 水道の利用停止(旧居)と利用開始(新居)
- パソコン内の重要データのバックアップ
- 転出・転入
- 引っ越し業者の選定
- 旧居の鍵の返却、退去時立ち合い
- 免許証や各種アカウント・サービスなどの住所変更
- 最後に
やるべきこと
引っ越し時にやらなければいけないことをざっとリスト化すると以下の通り。
- 旧居(賃貸住宅)の解約
- 粗大ごみや不要になった家電製品の処分
- 荷造り
- 新居のチェック(間取りや窓のサイズなど)
- 郵便物の転送
- インターネットの移設
- 電気の利用停止(旧居)と利用開始(新居)
- ガスの利用停止(旧居)と利用開始(新居)
- 水道の利用停止(旧居)と利用開始(新居)
- パソコン内の重要データのバックアップ
- 転出・転入
- 引っ越し業者の選定
- 旧居の鍵の返却、退去時立ち合い
- 免許証や各種アカウント・サービスなどの住所変更
チェックリストはこちらからPDFをダウンロードして印刷しておくと便利です。
以下、各項目の詳細になります。
旧居(賃貸住宅)の解約
引っ越し先が決まったら、まず、すぐにやっておかなければいけないのが旧居(賃貸住宅)の解約手続きです。
契約時の書類に解約時の手続きについて記載されていると思いますが、私の場合、解約したい月の前月までに契約時に貰っていた紙に必要事項を記入して、郵送で解約の申請をしないといけませんでした。
解約の方法は物件の管理会社によって異なると思いますが、基本的に申請してすぐに解約できる物件はないと思うので、引っ越し先が決まったら、直ちに解約の申請を行っておきましょう。
荷造り
引っ越し業者にすべてお任せするタイプは料金が高いので、小物は自分でダンボールに詰めて、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は業者に梱包を依頼する方法で引っ越しをされる方が多いと思います。
ダンボールは引っ越し業者によっては引っ越し料金に含まれているので、契約時にほしいダンボールの枚数を言うと自宅に配送してくれます。
何度か引っ越しした私が思うのは、ダンボールへの梱包は早め早めにやっておいた方がいい、ということです。
同じ部屋に長く住んでいると、知らぬ間に物が増えていて、これくらいあれば大丈夫だろうと、最初に業者に告げたダンボールの枚数を余裕で超えてきます。
早めに梱包しておかないと、直前になってダンボールが足りずにバタバタしてしまうので、余裕のある行動が必須で、業者には自分が必要と思ったダンボールの1.5~2.0倍の枚数を頼んでおきましょう。
粗大ごみや不要になった家電製品の処分
引っ越し時は不要になったものを捨てるには非常にいい機会です。
もう使ってないけど、なんとなく処分が面倒だからそのまま置いてある、なんてものが結構ごろごろしてるかと思います。この機会に粗大ごみとして廃棄したり、リサイクルショップに売ったりして、処分してしまいましょう。
ただ、自治体に粗大ごみとして回収してもらう場合、申請してから回収してくれるまで、1ヶ月くらいかかったりするので、引っ越し先を探しているくらいの頃からやっておくといいです。
新居のチェック(間取りや窓のサイズなど)
意外と忘れがちなのが新居のチェック。
引っ越し前と引っ越し先で間取りが異なり、部屋数が違ったりすると、事前に新たに照明を購入しておかないといけなかったりします。また、窓のサイズは物件によってまちまちで、旧居で使っていたカーテンがそのまま利用できることは結構少ないです。
私の場合、1Kから2DKに引っ越したら、必要な照明とカーテンが増えて、急いでAmazonでポチリました。
郵便物の転送
郵便物の転送は絶対にやっておきましょう。
住所変更はやっておいたら大丈夫、と思っていても、変更前に送られたものや、うっかり住所の変更を忘れていたりするものがあると、送られたはずの郵便物を受け取ることができません。
今ならネットから転居の申請(e転居)も可能なので、そこまで手間どらずに申請することが可能です。
インターネットの移設
自宅の回線がWiMAX2+などのモバイル回線とかであればインターネットの移設手続きは不要ですが、光回線などの固定回線を利用している場合、移設の手続きが必要です。
引っ越し先でこれまで使っていた回線が利用できるかどうかは確認してみないと分からず、移設もすぐにできるわけではないので、引っ越し後にすぐにインターネットを利用したい場合は、早めに連絡しておいた方がいいです。
ちなみに契約が2年縛りとかであっても、引っ越し先で継続して利用できない場合は、違約金がかからなかったりすることもあるので、事前に確認しておくといいと思います。
電気の利用停止(旧居)と利用開始(新居)
電気の旧居の利用停止と新居の利用開始は引っ越し前(1週間以上前)に済ませておきましょう。
使用している電力会社によって対応は違うと思いますが、私の場合、どちらもネットから申請することができました。
ガスの利用停止(旧居)と利用開始(新居)
ガスも大手の会社であればネットから申請が可能ですが、小さな会社の場合は電話しか受け付けていません。
ガスは旧居での利用停止と新居での利用開始のどちらでも立ち合いが必要になります。引っ越し当日は忙しくて時間通りにいくかもわからないので、新居ですぐにお湯を利用したい場合は、引っ越しする前に開栓作業をしておくといいです。(引っ越し先が遠い場合は、その日は諦めて近くの銭湯とかを利用しましょう)
水道の利用停止(旧居)と利用開始(新居)
水道もネットから利用停止と開始の申請が可能です。
便利な世の中になったものです。
パソコン内の重要データのバックアップ
荷物にパソコンがあって、その中に重要なデータが保存されている場合は、事前にバックアップを取っておきましょう。
引っ越し時に万が一のことがあっては、楽しいはずの新居での暮らしが、いきなりどんぞこ気分で始まってしまいます。
今はGoogleドライブなどのクラウドストレージがあり、無料で使える容量もそこそこあるので、個人パソコンのバックアップを取るなら、そちらにデータを退避させておけば十分です。
転出・転入
引っ越しにはつきものの転出と転入届。
普通に暮らしていれば市役所に赴く用事はそこまでないので、転出や転入でたまに訪れると、ちょっと緊張していまいますよね。
ただ、向こうも手馴れているので、転出や転入時に一緒に変更しなければいけないもの(マイナンバーカードや健康保険など)含めて、基本的には、職員に促されるままに進めていけば、混雑度にもよると思いますが、1時間ちょっとで済みます。
引っ越し業者の選定
引っ越し業者の選定について詳しくはまた別の記事に書きたいと思いますが、基本的には見積り一括サイトを利用するのが手っ取り早いかと思います。
時期や荷物の量、梱包を自分でやるかどうかなど、条件によって金額がかなり変わり、業者によって長距離や短距離の得手不得手があるので、正直、どこを選べばいいのか迷ってしまうかと思います。
私も散々迷いましたが、最終的に決めたのは電話の対応がよかったか否か、という点。
まあ、実際はそんなもんですよね。
というか、引っ越し業者の電話で必ずと言っていいほど、ウォーターサーバーとインターネット回線の契約を勧められたのですが、なんなんでしょうね、あれ。
旧居の鍵の返却、退去時立ち合い
旧居の退去時の立会いは必要な場合とそうでない場合があります。
敷金を収めていた場合は立ち合いは不要で、鍵やカードキーを不動産屋に直接だったり郵送で返しておけば良かったですが、敷金ゼロの物件の場合、本人立ち合いの元、部屋の状態を一緒にチェックして、その場で鍵の返却と、退去時の費用を請求されました。
免許証や各種アカウント・サービスなどの住所変更
引っ越しの際に必ず行われる、住所変更まつりですが、引っ越すたびに変更しなければいけないものが増えていっています。
以下、私が実際に変更したものの一部。
- 運転免許証
- Amazon
- 楽天
- RUNNET
- クロネコヤマト
- mineo
- WiMAX2+
- りそな銀行
- 楽天銀行
- 福岡銀行
- 使わなくなったクレジットカード
- 生命保険
- バイク(軽二輪)の登録証
- バイクの自賠責保険
- バイクの任意保険
- ビックカメラ
- ヨドバシカメラ
- ノジマ
- 友人、知人への連絡
上記以外にも細かいものを含めればまだまだあり、おそらく変更し忘れているのもいくつかあります。
気を付けなければいけないのは、すでに使わなくなったクレジットカードや銀行などの住所も変更しておかないといけない点。
もう使ってないからいいや、と放っておくと、数年経った後に郵便物が旧居に送られてしまうことがあります。
また、友人や知人への連絡も忘れずにしておきましょう。
せっかく送った年賀状が届かなかったら、送った方も送られて届かった方も悲しくなります。
最後に
インターネットが普及して色々な手続きが簡便になったとは言え、引っ越し時にやらなければいけないことは沢山あります。
私は独り身だからこれで済んでいますが、子供が学校に通っていたり、車を所持していたりすると、もっともっとやることが増えて、そう簡単には引っ越すことができないかもしれませんね。