2019.5.29
2019.8.18

バイクの長期保管と再始動の方法(ヤマハ、FAZER25)

相棒であるインドヤマハのFAZER25を実家に半年間ほど保管して、先日、帰省時に利用するため、再始動してみました。

バイクの長期保管は初めてだったので、どうすればいいのか分からないことだらけでしたが、その時に調べたことや、やったことをメモしておきます。

目次

  • バイクの長期保管のためにやったこと
  • バッテリーのマイナス端子を外す
  • ガソリンを満タンにする
  • バイクにカバーを被せる
  • 長期保管後の再始動
  • 最後に

バイクの長期保管のためにやったこと

バイクを長期保管するためにやったことは以下の通りです。

  • バッテリーのマイナス端子を外す
  • ガソリンを満タンにする
  • バイクにカバーを被せる

それぞれの詳細は下記の通り。

バッテリーのマイナス端子を外す

FAZER25のバッテリーはシート右下にあるので、シートやカバーを外してバッテリーにアクセスしたら、左上のマイナス端子を止めているネジをバイク付属のツール(スパナ)で緩めて、端子部がバッテリーに接触しないように外しておきます。

バッテリーは使わなくても少しづつ放電してしまいますが、マイナス端子を外すことでそのスピードが弱まるようです。

保管期間が半年程度であればバッテリーが上がって使えなくなってしまうこともないようですが、それ以上の期間であれば、バッテリーの劣化を防ぐためにも、バイクからバッテリーを取り外しておき、定期的に充電器でバッテリーを充電しておくといいみたいです。

ガソリンを満タンにする

バイクを補完する際にガソリンは少なくしておくほうが良いように思いますが、調べると、タンクが空の状態だとタンク内にサビが発生する原因にもなるため、ガソリンは満タンの状態で保管するのがいいようです。

ただし、状態の悪い場所で長期間保管すると、ガソリンの劣化によってタンクが使えなくなったり、キャブやFIが詰まる原因にもなって、最悪、パーツの交換が必要になるので、再始動時に洗浄系の燃料添加剤をタンク内のガソリンに混ぜて、劣化したガソリンを復活させるのが通常のようです。

バイクにカバーを被せる

これは保管場所が外であれば雨や風、室内であっても埃などからバイクを守るため、長期保管するのであれば、バイクにカバーを被せるのは必須です。

また、盗難という観点からもバイクにカバーをした上で、チェーンロックをするのを推奨します。

長期保管後の再始動

実家の倉庫を間借りして、上記の方法でバイクを保管したのが昨年の10月下旬。

それから約半年後の先日、帰省時にバイクを利用するため、保管していたバイクの状態を確認してみました。

久しぶりの対面に感動して涙...まではしませんでしたが、保管した当時と変わらぬ姿になんだか嬉しくなります。

倉庫からバイクを出し、外していたマイナス端子を取り付けて、ガソリンの状態を確認後、キーを差し込んで回すと、マイナス端子を外して室内で保存してあったこともあり、なんの問題もなくメーターパネルが点灯。

そして、クラッチを握り、セルスタートを押す緊張の一瞬...でしたが、結果は拍子抜けするほど呆気なくエンジンがかかりました。

万全を期して、バッテリーの充電器やフューエルワンを用意していったんですが、それが無駄に終わって、なんだか物足りないくらいです。

その後、せっかくなので購入したフューエルワンは、半分ほど投入しました。残りの半分は次回の帰省時に使いたいと思います。

他にやったことはタイヤの空気圧のチェックで、空気圧を計ると、推奨29psiのところが、20psiくらいまで落ちていたので、自転車の空気入れを使って、適正な空気圧にしておきました。

最後にテスト走行ですが、実家周辺を20km~30km走って、問題ないことを確認。

このバイクを購入してからまだ1年ちょっとですが、ライダー共に色んなことを経験しているので、なんだか以前と比べて凛々しさが増した気がします。

最後に

半年ぶりにバイクに乗りましたが、やっぱり、この時期のツーリングは気持ちが良くていいですね。

もちろんこのバイクでキャンプツーリングにも行ってきたので、それについては別の記事で紹介したいと思います。

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