FAZER25でキャンプツーリング「志高湖キャンプ場」
FAZER25で大分に帰省した際に、志高湖でキャンプを行った時の様子です。
日程的に1回か2回キャンプできるかどうか、という感じだったので、どこでキャンプをしようか非常に迷いましたが、地元である大分に評価の高いキャンプ場があったので、今回はこちらのキャンプ場を利用してみました。
目次
- キャンプの前に
- 志高湖キャンプ場
- 翌朝
- 最後に
キャンプの前に
さて、キャンプの前に腹ごしらえですw
訪れたのは岡本屋売店という「地獄蒸しプリン」で有名な主に観光客向けの食事処。温泉の蒸気で蒸したものを『地獄蒸し~』というらしいです。地元ですが年に1回帰るかどうかのレベルなので、初めて知りました。
注文したのは、地獄蒸しプリンと別府名物のとり天。それにおにぎり2つ。
見た目はどれもかなり美味しそうですね。
もちろん見た目だけではなく、味もしっかりしていて、個人的にはとり天が一番のおすすめです。
地獄蒸しプリンはいくつか種類があるようなので、他のも試しに食べてみたいですね。
地元が観光地だと、かえってこういう場所へは行かないので、ちょっと新鮮でした。
というわけで、腹も膨れたことなので、キャンプ場へ向かうことにします。
志高湖キャンプ場
キャンプ場にしては珍しくアクセスがよくて、別府の市街地から20分もバイクを走らせれば、志高湖へと到着します。
チェックインは13時からで、それまではキャンプ場への入場は制限されているようなので、とりあえずキャンプの受付を売店で済ませます。
利用料金は大人1人、バイク乗入で、なんと破格の530円。
本当にこの値段でいいの?ってくらい安いです。
安いからと施設が整っていないわけではなく、トイレ、自販機、ゴミ捨て場があり、売店で薪も購入することができます。
コインシャワーはありませんが、別府の市街地に近いので、近場の温泉に入りに行けばなにも問題ありません。
唯一残念だったので、炊事場とトイレが売店近くの1ヶ所しかなく、遠くの方のサイトに陣取ると、ちょっと不便になるところです。
炊事場以外に3箇所ほど水道があるので給水はできますが、流れ出た水が直接湖に流れ込むため、洗い物はNGとのこと。
受付後、キャンプ場への入場が可能な13時まで時間があったので、徒歩で場内を散策。
天気は曇り空で、晴れ間が時々見える程度。湖には白鳥が飼われています。
志高湖へは子供の頃に訪れたことがありますが、大人になって改めて見ると、白鳥のでかさに驚きます。(思っていたよりも意外とでかい...)
トイレと炊事場に近いサイトにはすでに先客のキャンパーがいました。
ちょっと離れるとなかなかよさげな場所が。
今日のキャンプ地はこの辺だな、と目星をつけておきます。
もっと奥の方にも行ってみましたが、あまり奥へ行くと、トイレと炊事場が遠くなるので、場所だけ確認して引き返しました。
志高湖のサイトをざっと確認しましたが、売店やトイレに近い炊事場のある広場以外は平らなサイトが少な目で、場所によってはぬかるんでいるところがあったので、いい場所を確保したいなら、早めに来た方が良さそうです。
売店前へ戻ってくると、13時を少し過ぎていたので、先ほど目星をつけておいたサイトへバイクで向かいます。
ほんのちょっとの時間でしたが、他のキャンパーが先に陣取ってなくて一安心。
場所を決めたらすかさずテントの設営。
四国ツーリングでだいぶ慣らしたので、作業もテキパキ進みます。
湖に背を向けてタープを斜めに張っていますが、これは風が湖からサイトのある陸に向かって吹いていたこと、それに本日の夜に雨が降るとの予報があったので、タープを斜めにしています。(斜めにしないとタープの上に水たまりができてしまうので)
というか、予報では夜からだったのに、テント設営の途中からポツポツと軽く振り出していました。
天候のせいもありますが時期も時期なので(10月下旬)、辺りが暗くなるのが早く、気温も急激に下がってかなり寒くなりました。
なので、売店で買った薪を使って焚火を早々に始めます。
ただ、雨が降っていたので焚火はタープの下で行い、そうなると焚火との距離がかなり近くなるので、燃やす薪は最小限にして細々とやる感じになりました。
そんなことをしていると段々と雨が強まっていき、夜の9時ぐらいには、結構大きな雨粒がタープを叩いていました。
雨の日のキャンプでタープがあるのとないのとでは全然違いますね。今回のキャンプでタープの有難さが身に染みて分かりました。
ちなみに夜の食事はチーズタッカルビや焼き鳥、カニ缶を使った炊き込みご飯などを作ったり食べたりしたのですが、雨対策や焚火の管理で忙しかったので、写真を撮ることを完全に失念していました。
チーズタッカルビや焼き鳥は美味しかったですが、炊き込みご飯は芯がかなり残っていてちょっと失敗。
次回またリベンジするので、その時はちゃんと写真に収めたいと思います。
寝る頃になって、ようやく小雨になりましたが、雨の日のキャンプってなんだかちょっとワクワクして、なかなか寝付けませんでした。
翌朝
翌朝は前日の雨がなんだったのか、というくらいの快晴でした。
雨で濡れていたキャンプ道具も、撤収する頃にはすべて乾いていたので、なにげに有難かったです。
さて、片付けの前に朝食ですが、
実家から近いこともあって、材料をたくさん持ってきすぎました。
今までのキャンプで一番充実した朝食でしたが、お腹の満腹度合いも一番と気合の入れすぎ。
美味しかったからいいんですけどね。
この後は、チェックアウトが11時なので、ノンビリとキャンプ道具を乾かしながら収納して、ゴミを捨てたりしてまったりと時間を潰しました。
志高湖キャンプ場はゴミを持って帰らなくていいのが、有難いですね。
もちろんゴミの分別、出しすぎには注意してマナーよく利用しましょう。こういうキャンプ場は長く続いてほしいです。
で、ノンビリやっていたら、ノンビリし過ぎてしまって、キャンプ場を出たのがチェックアウトの11時ギリギリでした。
それだけ居心地がよかった、ということでしょうか。
なお、帰ってから気づいたのですが、焚火から近かったせいで、防寒で着用していたズボンに穴が開いていました。
十分に気を付けて焚火をしていたのですが、やはり近くで焚火をする場合は、燃えにくい素材の方がいいみたいですね。
皆さんも気を付けましょう。
最後に
今回は地元大分のでの初キャンプでしたが、志高湖キャンプ場は非常にいいキャンプ地でした。
私はこれまでがインドア主体の生活だったので、地元のいいところってなにげに知らない人間だったのですが、バイクに乗ったり、キャンプをしたりするようになって、今まで知らなかったいいところを見つけられるようになったことで、地元愛なんてからっきしでしたが、ちょっとだけ、そんな感情が芽生えたような気がします。
今回は1ヶ所しか訪れることができませんでしたが、大分ないしは九州で良質なキャンプ地はまだまだあると思うので、今後は帰省時に1~2箇所は今まで行ったことのないキャンプ場へ足を運んでみたいと思います。
今年のキャンプシーズンは終わりましたが、来年に向けて装備の見直しや買い替え、行ってみたいキャンプ場のピックアップなど、今のうちにやっておきたいことが沢山あります。
年末年始は酒でも飲みながら、その辺りを色々と考えたいですね。
ではでは。