2018.6.29

キャンプツーリングで活躍するアウトドア用の折りたたみチェア購入レビュー

泊まり込みのキャンプではテントや寝袋といった必要なものが沢山ありますが、その中で、ゆっくりくつろぐならチェアの快適性といったものがかなり重要になります。

食事や焚火、誰かと一緒に談笑したりするシチュエーションでは、椅子は必要不可欠。ただ、バイクで持ち運びできる容量には限界があるので、快適性を犠牲にしてコンパクトなチェアで我慢することもしばしばあります。

過去2回のキャンプで椅子の重要性に気づかされたので、次回のキャンプに向けて新しいチェアを購入することにしました。

目次

  • 製品、内容物
  • 組み立て
  • 実際に座ってみた感想

製品、内容物

購入したのはMoon Lenceのアウトドア用折りたたみチェア。

収納袋を開けて中身を出すと、入っているのはフレームと生地のみと至ってシンプル。

私がこのチェアを購入した理由は、キャンプに行った時に、キャンパーの多くがこの手のチェアを利用していたからです。(もちろん移動手段が車の人はもっと豪華で頑丈そうな椅子を使っていました)

組み立て

さっそく組み立てます。

フレームの接続部はゴムでくっついているので、フレームがバラバラにならずに便利です。

組み立てはゴムがくっついている部分にパイプを差し込めばいいだけなので非常に簡単。

フレームを組み立てたら座面用の生地を広げて

生地裏面にパイプを引っ掛ける部分があるので、これをパイプに通します。

座面生地の取り付けにはそこそこ力が必要なためか、背中側の引っ掛け部分に紐が取り付けられています。

似たような商品は沢山ありますが、このMoon Lence版はこの紐がついているのが特徴っぽく、たしかに紐を使うと取り付けが簡単でした。

後ろから見るとこんな感じ。

使用時のサイズやフレームの素材は以下の通りです。

  • 座面高:38cm
  • 使用時サイズ:56*61*66cm
  • 収納時サイズ:35.5*12.7*8.9cm
  • フレーム素材:アルミニウム合金
  • 耐荷重:110kg

実際に座ってみた感想

実際に座ってみると座面生地のホールド感がちょうどよく、これまでのキャンプで使ってきたチェアの中ではナンバーワンの座り心地でした。(ノースイーグルのベリーローチェアとキャプテンスタッグの数百円レベルのちっちゃなレジャーチェアとの比較です)

ただ、座り心地は合格点ですが、やはり足元のフレームの強度が不安で、構造上、4本のパイプがそれぞれ独立しているのため、足場が悪いところに椅子をおいてしまったり、座ったまま物を取ろうとして重心を移動させたりすると、その内の1本のパイプに極端に負荷がかかってしまいます。

Amazonのレビューで足元のパイプが曲がったなどの報告がいくつか上がっているのは、上記のような行為で、それがフレームのもつ強度を超えてしまったために発生した事象っぽいです。

普段なら注意して使っていても、酒で酔っていたり、夜の暗闇の中で思いがけず手荒に扱ってしまったりなど、壊してしまう要因はいくつもありそうなので、耐久性についてはしばらく使ってみた後に追加で報告したいと思います。

また、コンパクトで快適性が高いこのチェアは、ヘリノックスのチェアワンという製品がおおもとで、Amazonで沢山ヒットする類似品のほとんどがそのコピー商品であるようです。

そのため、レビューにチェアワンとの比較が割と多く書かれていますが、レビューの内容をそのまま信じるなら、そこまでの違いはないよう。

1万円以上するチェアワンとの価格差が3倍以上あるので、なかなか手が出ないなら、私のようにとりあえず安物を購入してみるのもありかと思います。

次のキャンプに向けて色々と装備が整ってきたので、そろそろ実践したくなってきました。

アウトドア・キャンプ】関連記事