2018.5.18

FAZER25で初めてのソロキャンプツーリング(新戸キャンプ場)

去年の11月頃から少しずつ準備を始めて半年以上が経ち、その間、バイクの購入や、荷造りをしてはあーでもないこーでもないとやっては見直しをしてきて、今年の5月になり、ようやくソロキャンプを実施することができました。

旅の相棒となるバイクはヤマハの250ccバイク「FAZER25」です。

目次

  • 準備、出発
  • 新戸キャンプ場到着
  • テント設営
  • 散策
  • 夕食
  • 朝食、撤収
  • 最後に
  • 今回持っていった荷物(参考)

準備、出発

荷物の入ったサイドバッグやシートバッグ、それにドライブレコーダーなど、すべての荷物やカメラを一気にバイクに搭載するのは今回が初めて。

なので、予想していたよりも時間がかかり、10時出発を予定していましたが、30分遅れての出発となりました。旅行あるあるですね。

搭載後のバイクはこんな感じ。

ドライブレコーダーも取り付けています。

荷物搭載後のバイクは、重量が増えた分、スピードを出している時はいつも以上に安定しますが、重心が上にいっている分、低速での旋回時や停止する際は不安定になるので気を付けないといけません。

心配していたミラーでの後方視認性ですが、FAZER25のミラーが横に長く伸びていることもあって、いつも両腕が映っているところにちょうどシートバッグの角っこが重なるくらいだったので、まったく問題ありませんでした。

サイドバッグやシートバッグも取り付けやすかったので、この辺はさすがのツアラー仕様ってところだと思います。

シートバッグについては、付属のベルトだけでは何らかの要因で切れてしまったりすると、バイク転倒に繋がりかねないので、別途購入した荷造り用のベルトでも固定しています。

すべての荷物を搭載して、いざ出発...となりますが、なにぶんこの装備で運転するのが初めてだったので、かなりドキドキしました。

まあ、それも最初の10分間だけで、あとはいつも通りな感じでしたけど。

道中は国道16号線を使って向かいましたが、やはりこの道は平日でも土日でも混んでますね。

246号を南下して412号線で向かった方が早く目的地に到着したかもしれません。

16号を抜けると車も少なくなって快適になります。

途中、キャンプ場近くのスーパーによって食料を調達しました。

新戸キャンプ場はこのスーパーから10分ちょっと行ったところにあります。

新戸キャンプ場到着

新戸キャンプ場への出入口となる道は狭いので、注意が必要です。

敷地に入ってすぐ左に受付があります。

バイク1泊テント1張りで1,400円とリーズナブルな価格。ゴミはすべて持ち帰りで直火禁止のキャンプ場になります。

受付後、テント設営のためサイトを確認します。

キャンプ場に初めて訪れましたが、テントサイトはちょうどいい具合に木々が生い茂っていて広さもあるので、なかなか良さげなところです。

テント設営

サイトを決めたら、小休憩後、さっそくテントの設営を行います。

インナーを広げてポールを通したら、持ち上げてドーム状にし、

上からフライシートを被せて、

四隅をペグ打ちして固定します。ペグは付属のアルミペグ、ハンマーはダイソーの300円ハンマーでしたが、とくに問題なくペグ打ちできました。

最後にテントの簡易タープを広げて完了です。

初めてのテント設営だったので結構疲れました。

グランドシートはホームセンターで売っている安物のシートでしたが、テントの幅とまったく合っていなかったので、ちゃんとしたものを買いなおした方がよさそうです。

また、四隅にペグ打ちをしましたが、本当はフライシート部にあと4ヶ所ペグ内しないといけなかったようで、購入時の商品イメージと違っています。今回はそのことに気づかずそのままで利用しましたが、どうりで何本もペグが余っていたわけですね。疲れていたのもあったのですが、テント収納袋に書いてある設営の仕方が大雑把すぎてわかりませんでした。

行く前はタープも張る予定でしたが、テントの簡易タープで満足したので張りませんでした(ウソです。面倒になってやめました)。次回はタープ含めて、ちゃんと設営したいと思います。

とりあえず仕事終わりの一杯。

汗をかいた後のビールはやっぱり最高ですね!!

散策

一杯飲んで荷物の整理をした後、キャンプ場内を散策しました。

このキャンプ場は温泉などの施設はありませんが、必要なものは一通りそろっています。

炊事場。大き目の炊事場は現在は使用禁止のようでした。

売店。平日に訪れたので閉まっていましたが、土日祝日は開いていてビールなどの酒も購入可能なようです。

トイレ。水洗でちゃんと掃除をしているようで綺麗な状態でした。

シャワー室。1回5分300円で利用できます。私が行った時は4室ある内の半分が使用禁止の状態になっており、建物や設備がちょっと年季が入っていますが、お湯はちゃんと出るので問題なく利用できます。ただ、余裕があるなら近くの温泉とかを利用するのがよさそうですね。

自販機もあって有難いですが、空き缶やペットボトルは自分で持ち帰らないといけないので注意しましょう。

とにかく周りが自然に囲まれているので、そこにいるだけで癒されます。

気のせいか、バイクもなんだか嬉しそうでした。

夕食

散策後は、軽く仮眠をとってから夕食の準備。

100均で購入した薄いまな板の上でスーパーで買ってきたピーマンを切った後、一人用のBBQコンロを組み立てます。

知っている人は一目で分かると思いますが、このBBQコンロは、某ゆるキャンアニメに影響されて購入したものになります。自宅で試しにちょっと使ってみましたが、野外で使うのは今回が初。なんだかワクワクしますね。

炭はホームセンターで売っていたキャプテンスタッグのイージーチャコール。

袋から取り出すと意外にでかくて驚きます。勘違いして1袋に2つ入っているものだと思ったら、丸々1つでした。

これ大丈夫か?と自問自答しつつも着火すると、最初は激しく燃え上がり、タープの下で作業していたので、慌てて遠ざけました。

炎が落ち着いてから、加熱済みの焼き鳥をおいて、

軽く一杯なんてしていたら、

炭の火力がやはり強すぎたのか、目を離したすきにドンドン焦げていきますwww

脂身の多い肉を焼いたら、火力がさらに増して、ゆっくり食べている暇がありませんでした。

炭の燃焼は1時間30分ほど。ソロで一度に利用するには十分すぎる火力と時間だったので、このBBQコンロにはもう少し小さい炭が合いそうです。

イージーチャコール燃焼後は、ダイソーで買っていた豆炭を燃やして火力チェック。明らかにこちらの方が火力が弱かったので、ゆっくり食べるならこちらを使えばよかったかも。

豆炭燃焼後はとくにやることがなくて軽く片づけをした後、早々に寝ることにしました。

ただ、5月の夜はまだまだ寒いですね。寒くて途中何度も目が覚めてしまいました。

朝食、撤収

朝食はお湯を沸かして、インスタントコーヒーと家から持ってきたバームクーヘンを頂きます。

昨夜は眠れない間、ずっと、悶々と連泊するかどうか悩んでいましたが、1泊分の着替えや食料しか用意しておらず、キャンプ装備の見直しもしたかったので、今回は断念して、撤収作業に入ります。

炭の燃え残りや燃えカスは炊事場の脇に所定の捨て場があるのでそこに捨てて、コンロや皿、コップなどは軽く洗っておいて、帰ってからちゃんと洗うことにします。チェックアウトまで時間があったので休憩しながらテントの解体をしていたら、だいぶ時間がかかりました。

夜は寒かったのに、日が出てきた途端、温度が急激に上がってきて、立っているだけで汗をかいてしまう暑さに。

チャックアウトは誰もいないなら素通りでいいとのことですが、誰かいるなら一言言ってから帰りましょう。私は初めてのキャンプ場だったので、受付の方に土日祝日の入りとか色々尋ねてから帰りました。

最後に

今回は初キャンプということで慣れないこと尽くしで、若干気疲れしてしまった感がありますが、それでも、いつもとは違う非日常を味わうことができて、大変満足できるものになりました。

キャンプ場の評価ポイントとしては、立地や設備、周辺の施設などといったものが挙げられますが、この「新戸キャンプ場」は、道志川沿いの木々に囲まれた立地で、場内には必要最低限の設備があり、周辺にはスーパーや温泉が近くにあったりと、そういった面では大変過ごしやすいキャンプ場だと思います。

ネット環境についても電波は問題なく届いているので(docomo回線で5本あるうちの3本が立っていた)、キャンプ場内で調べ物をしたり、誰かとメッセージのやりとりをすることも可能です。さすがにtorneで自宅に設置したnasneからTV番組を視聴するには回線が細くてできませんでしたが、キャンプに行ってわざわざTV番組を見るのも無粋ですよね。

キャンプ場の低レビューでよく見かける、ファミリーや学生の集団によるマナーの悪い行動といったものもなく、落ち着いた雰囲気でゆっくりできる、常連の方が多い良質なキャンプ場だと思いました。

中にはこのキャンプ場で50連泊以上した方もいるようなので、50泊とは言わないまでも2~3泊は連泊して周辺をツーリングしたりして楽しみたいですね。

また、今回はできませんでしたが、キャンパーの多くの人が焚火をしていました(薪は受付で購入可能)。焚火台が嵩張るので私は用意していませんでしたが、その様子を見ていたら、やっぱりキャンプの一番の醍醐味は焚火だよなぁ、と思ったので(特にソロキャン)、次回は焚火台を用意して行こうと思います。

今回持っていった荷物(参考)

シートバッグ

  • テント
  • グランドシート
  • ローチェア
  • タープ用のポール
  • アルミロールテーブル
  • 動きやすい靴
  • LEDランタン、サブの照明
  • 蚊取り線香
  • 虫よけスプレー
  • ペグ(予備)
  • ペグ打ちハンマー
  • 調理時の風除け用ウインドスクリーン
  • ハサミ
  • 箸、割り箸
  • スプーン
  • フライパン
  • 食器、カップ(プラスチック)
  • クッカー
  • バーナー
  • バーナーパッド
  • BBQコンロ
  • 炭取り用のトング
  • 果物ナイフ
  • マルチツール(ナイフやドライバーなど)
  • ライター、トーチ
  • 薄いまな板
  • 炭(イージーチャコール)、豆炭、着火炭
  • ガスボンベ
  • インスタントコーヒー
  • 食料(お菓子、肉、野菜)
  • 塩コショウ
  • 焼肉のたれ
  • ミネラルウォーター(500ml × 2)
  • 酒(350ml × 3)
  • クーラーバッグ
  • 保冷用アイス

サイドバッグ(左)

  • インフレーターマット
  • インフレーター枕
  • 寝袋(3シーズン用 × 1、夏用 × 1)

サイドバッグ(右)

  • タープ
  • レインウェア
  • レインシューズカバー
  • 折りたたみ傘
  • 歯磨きセット
  • 入浴セット
  • バスタオル

シートバッグに括り付けたリュック

  • 帽子
  • モバイルバッテリー(10,000mAh × 2)
  • USBケーブル
  • 小説、本(時間潰し用)
  • 着替え
  • フェイスタオル
  • カメラ三脚(20cmくらいの小さいやつ)
  • ポケットティッシュ
  • ウェットティッシュ
  • うちわ
  • ビニールテープ(なにかあった時の補強用に)
  • 絆創膏
  • 鼻炎カプセル
  • イヤホン
  • 結束バンド(予備)
  • ゴミをまとめておくためのレジ袋

実際にキャンプをしてみて、上記以外には、炭や土が付着した際に取り除くためのホウキや雑巾、ティッシュはポケットではなくボックス単位で持っていくとよさげでした。

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