2018.3.31

2018年 冬(01-03月) アニメの視聴ランキング

2018年1月~3月に視聴したアニメのランキングです。

いつものように独断と偏見で選んだアニメ作品と各作品を視聴した簡単な感想を掲載しています。

目次

  • 第1位 ゆるキャン△
  • 第2位 宇宙よりも遠い場所
  • 第3位 ハクメイとミコチ
  • 第4位 オーバーロードⅡ
  • 第5位 博多豚骨ラーメンズ
  • 面白かったアニメ
  • 視聴したが完走できなかったアニメ
  • 総評

第1位 ゆるキャン△

2018年最初のクールで第1位となったのは「ゆるキャン△」です。今期は私以外にもこのアニメが一番よかったという視聴者が沢山いると思いますが、個人的にはぶっちぎりの1位でした。

内容は公式サイトのイントロダクションに書いているように「新・日常系ガールズストーリー。彼女たちが過ごす時間は、ちょっぴり手が届きそうな非日常。」といった感じで、山梨県を舞台に女子高校生たちがキャンプをしたり日常生活を送る様子を描いたものになります。

私の場合、去年の後半辺りから、ちょうどソロキャンプを計画していたこともあってか、作品内で登場するキャンプ用品や豆知識といったものがかなり役に立ちそうでした。

また、内容もさることながら登場するキャラクターも魅力的で、主人公の一人、ソロキャンパーの志摩リンが作品内において非常にいい味を出しています。彼女がいなければゆるキャン△というアニメはここまでヒットしなかったことでしょう。

なお、タイトルに”ゆる”とついているように物語の雰囲気はゆったりまったりしていて、安心して視聴することができる作品です。

第2位 宇宙よりも遠い場所

第2位は結構悩みましたが、女子高生南極青春グラフィティの「宇宙よりも遠い場所」を選ばさせてもらいました。

第1位のゆるキャン△とは「メインの登場人物が女子高生4人(プラス1人)」「野外でキャンプまたは宿泊」と要素は似通っていますが、その中身はまったくの別モノで、ゆるキャン△が近場でゆったりまったりキャンプをするのに対して、こちらの宇宙よりも遠い場所はタイトル通りに簡単にはいけない遠くの場所”南極”を目指す作品となっています。

内容は女子高生4人組という構成では珍しい熱血青春アニメで、頑張って青春している感がビシバシと視聴者に伝わってきます。

正直、熱血的な青春アニメって空回ることが多く、見ているこちら側が恥ずかしくなることがあるのであまり好きではないのですが、この宇宙よりも遠い場所というアニメは、その辺のところを力業で切り抜けていこうという気概が伝わってくるので、意外にも見れてしまうところが他の青春アニメとは違うところだと思います。

第3位 ハクメイとミコチ

第3位はちっちゃい姿が可愛らしい「ハクメイとミコチ」です。

身長わずか9センチメートルの森の奥で暮らす彼女たちの日常を描いたアニメ作品で、その内容のほとんどは”ほのぼの”としたものですが、たまに真面目な回を挟んでの日常生活が描かれています。

身長が低いですが、周囲に生えている植物や日頃食べている食料は実際のサイズなので、普段見慣れているものが新鮮なものとして映ります。

ほのぼのでまったりな可愛らしいキャラ達の日常を見たいならこの作品はオススメです。

第4位 オーバーロードⅡ

第4位は2期目となる「オーバーロードⅡ」です。

今期はまだ完結していないので最後の回で順位が変動する可能性はありますが、1期で放送された際の雰囲気や面白さは今回の2期でもちゃんと保たれていました。

ただ、前半はずっとトカゲの話が中心で、「なんでトカゲばかりなの? これってオーバーロードであってるよね?」と首を傾げてばかりでしたが、後半はちゃんと1期で登場した面々が登場します。ちょっとだけこのままトカゲで終わるのかと心配しましたが、もちろん杞憂でした。

第5位 博多豚骨ラーメンズ

第5位は「博多豚骨ラーメンズ」です。

今期はタイトルに「ラーメン」が含まれている作品が2つあり、一つは各地の様々なラーメンを紹介していった「ラーメン大好き小泉さん」というアニメで、そちらを先に見ていたので、視聴前は「博多豚骨ラーメンズ」も似たような感じなのかと思っていましたが、こちらは「殺し屋」「野球」「明太子」が中心の殺伐とした世界の話で、博多豚骨ラーメンズはチーム名でした。

舞台は博多。殺し屋激戦区のこの街は人口の3パーセントが殺し屋で、その博多で殺し屋たちのバトルが繰り広げられます。

実際にそんな街だったら誰も住みたがらない気がしますが、作品内では殺し屋とか本当にいるのかって感じで街中は人にあふれており、殺し屋ばかりの話なので内容は暗めなのかと思いましたが、チームのメンバーが基本明るい性格なのでそこまで暗くはなりません。

各話のタイトルには野球用語が使用されていて、作品内でも野球に関連したワードが出たり実際に草野球で試合をしているので、本編もチームプレーを重視した内容になっているように感じました。面白いです。

面白かったアニメ

以下、順位付けが難しかったものの、基本的に一度は見ておくべきだと思った作品です。

  • 斉木楠雄のΨ難 2期

    超能力者の男子高校生が能力を隠しながら普通の高校生活を送りたいと願っているが、周りがそうさせてくれないので、仕方なくばれないようにして超能力を使いまくる話。1期も面白かったですが、2期もその面白さは継続していて安定しているので、視聴するのにエネルギーがいらない良作です。

  • 恋は雨上がりのように

    怪我をして走れなくなった女子高生がバイト先のファミレスの店長に恋をしてしまう話。作品内での恋模様は叙情的に描かれており、登場する人物も人間味があるので、WORKING!のようなキャラ付けされたようなやりとりは少ないですが、こちらはこちらでいい雰囲気が出ている作品です。正直、全話視聴後は物足りなさを感じないでもなかったので、もうちょっと先を見てみたい作品でした。

  • ヴァイオレット・エヴァーガーデン

    冬アニメが始まる前は期待大だった京都アニメーション制作の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ですが、「面白いことは面白いが、正直そこまでではない」といった感想です。作画は相変わらず素晴らしいの一言。1話を見た時点では期待度ナンバーワンでしたが、内容が戦争に纏わるもので、戦争があってこその伝いたい手紙のやりとり、というのが話の中心になるため、どうしても暗めの話になっています。感動するシーンがあるにはあるのですが、若干押し付けの感が否めないところもあって、ちょっと中途半端な感じがしました。ただ、一度は最後まで見るべき作品であることには変わりはないので、見ようかどうか迷っているなら、見てみることを推奨します。

  • りゅうおうのおしごと!

    幼女が将棋の竜王に弟子入りして、二人で強くなっていく作品。3月のライオンのような真面目に将棋をやっている感は少なめで、将棋の内容は雰囲気だけです。将棋の世界をベースとした幼女系アニメ、というのが正しい位置づけかと思います。

  • ラーメン大好き小泉さん

    女子高生である小泉さんが様々なラーメンを紹介しながら心ゆくまで食べまくるアニメです。このアニメに影響されて気になっていたところや、これまでまったく知らなかったラーメン屋に出向くことが増えました。作中のラーメンの描写は本当に美味しそうでした。ただ一つ気になったのは、ラーメンをすする音が控えめに言っても”汚かった”ことです。あれって、わざとなんですかね...

  • 魔法使いの嫁

    2クール目が放送されていた「魔法使いの嫁」ですが、アニメは最後まで見ても、2人のやりとりはまだまだ”ままごと”感が否めません。コミックの方では新章(学園編?)が始まるらしいので、そちらが気になるところですね。

  • デスマーチからはじまる異世界狂想曲

    最近、AmazonでKindleコミックのランキングを見ると異世界に転生したものばかりですね。この「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」もその内の一つがアニメ化されたものだと思いますが、正直、主人公のサトゥーさんのチートぶりが過ぎる点と、最後まで見ても「サトゥー」さんの名前に違和感を感じてしまいました。テキトーにつけた名前という設定があるのは分かっていますが、それでも周りの人間が「サトゥー」と呼ぶ度、興覚めしてしまったので、そこがちょっと残念なポイントです。また、スキルや称号獲得のメッセージがよく表示されていましたが、文字が小さすぎてなにを獲得していたのかさっぱり分かりませんでした。今はモバイルデバイスでの視聴も増えていると思うので、もうちょっとそこを考えて欲しかったですね。あと、知人曰くコミックの方が面白い、らしいです。

  • グランクレスト戦記

    さて、面白かったアニメに含めようかどうか結構迷ったのがこちらの「グランクレスト戦記」になります。迷った理由は最初は面白くなりそうな感じで始まったのですが、最新話まで見ても勢力図がよく分からなかったからです。それが分からないので、誰と誰が何で戦うことになるのかさっぱり理解できず、作中で飛び交っている単語もファンタジーなので聞き慣れないものばかりで、人物の掘り下げもせず、最近のアニメのように展開だけが早くてドンドン進むので、まったくついていくことができません。ファン向けのアニメなら理解できる、といった感じでしょうか。ただ、よく分からないなりに見ていたら、最後の最後で面白くなりそうな展開になりそうだったので、期待を込めて、この位置にさせて頂きました。

  • まめねこ

    ショートアニメ。飼っている2匹の猫が可愛いです。ただ、後半はネタ切れな感じがしました。

  • ポプテピピック

    今期、一番話題になっていたのがこちらの「ポプテピピック」です。クソアニメを売りにした作品で、それが珍しいので話題に拍車がかかっていたような気がします。けものフレンズもそうですが、SNSのおかげで皆でワイワイできる系のアニメがヒットする傾向にありますね。内容的には色んな作品のネタをパロってむちゃくちゃやっているって感じで、面白いっちゃ面白い作品でした。前編(15分)と後編(15分)でほとんど同じ内容を放送して、前後で声優をごっそり入れ替えたりしていたので、最終的には沢山の声優が登場していたことも話題になっていました。個人的には一度見たら十分な作品です。

視聴したが完走できなかったアニメ

  • 三ツ星カラーズ

    1~2話視聴時に面白そうなアニメとしてピックアップしましたが、3話以降は思ったほどでもないな...という感じで、いつの間にか見なくなってしまいました。

  • ブラッククローバー

    なんとなく2クール目も視聴していましたが、20話くらいで止まっています。

  • ダーリン・イン・ザ・フランキス

    まだ視聴を継続しているのですが、途中、他にも見るのあるからもういいや、と思って2~3話くらい飛ばしてしまいました。

  • 刀使ノ巫女

    6話くらいまで見ましたが、そこまで面白くなりそうな展開が期待できなかったので断念しました。

  • 覇穹 封神演義

    原作は面白いのに、ダイジェスト版にも劣る中途半端な展開の速さでストーリーをなぞろうとして、原作ファンからかなり叩かれていましたね。私も4話くらいで見なくなりました。原作のコミックを読んだことがあって面白かったような思い出があったのですが、思い出は思い出のままにしておこうと思います。

  • BEATLESS

    アンドロイドが一般的に普及した世界の話で、設定は嫌いではありませんでしたが、いまいち世界観に馴染めなかったので3話まで。

  • 刻々

    コミック1巻を読んだ覚えがありましたが、続きは読んでおらず、アニメも1話で今後の展開がシリアスっぽい感じになりそうなので見ませんでした。ちょっと皆の評価が気になる作品です。

  • からかい上手の高木さん

    コミックのレビュー評価が高いので少しだけ期待していましたが、個人的に相手が男女問わず、からかわれるのが嫌いだったので1話まで。

  • cirtus

    これは百合アニメなんでしょうか。1話ラストでそう感じて見なくなりました。

  • キリングバイツ

    面白くなりそうな気がまったくせず魅力的なキャラも出なかったので1話まで。

  • ミイラの買い方

    知り合いがミーくんが可愛いと言っていましたが、1話しか見なかったので、その可愛らしさを享受できず。もしかしたら今後、視聴するかもしれません。

  • 学園ベビーシッターズ

    面白そうな要素と雰囲気を何一つ感じられませんでした。

  • スロウスタート

    内容をまったく覚えてないのですが、視聴時の感想を残していたのでそれによると、「可愛らしさとエロさを同居させようとすると、なんか嫌な感じがする」というものでした。

  • メルヘン・メドヘン

    ひなロジっぽい感じはしましたが、ちょっと絵柄が受け付けなかったので1話をざっと見ただけ。

  • バジリスク~桜花忍法帳~

    甲賀忍法帖はコミックで見ましたが、このアニメは開始5分でなんか違うと思ったのでほとんど見ていません。

  • 弱虫ペダル GLORY LINE

    コミックで読んでないところに突入したらアニメを見ようと思って見たのですが、だいぶ先をいっていました。私はどこから見たらいいのでしょうか。

  • 伊藤潤二「コレクション」

    これはこれでありな気がしましたが、他にも見ないといけないアニメが沢山あったので1話まで。

  • 剣王朝

    秦の統一はキングダムでやってほしいです。

総評

知り合い曰く「今期は見るものがないので早く次のクールにいってほしい」と言っていましたが、個人的には結構面白いアニメが多かったです。

その知人は”ほのぼの”系のアニメは好きではなく、「ゆるキャン△」や「ハクメイとミコチ」はその”ほのぼの”系に分類されると思うので、そうなるとたしかに見れるものが少なくなる印象はありますね。

私は「ゆるキャン△」を見るのを毎週楽しみにしていたので、そんな印象はまったくありませんでしたが。

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