2017.10.17
2017.10.19

CloudReadyで印刷する方法

CloudReadyをインストールしたPCを使って自宅のプリンタで印刷をする方法です。

ドライバが提供されていないChrome OSのような場合にどのような方法で印刷するのかと思ったら、Googleクラウドプリントといった仕組みを利用するようで、これに対応したプリンタであれば直接印刷できるようです。

最近の無線LANが使えるプリンタであれば、大抵の機種はGoogleクラウドプリントに対応しているようですが、所有している数年前のモノクロレーザープリンタはGoogleクラウドプリントに対応していません。

このようなプリンタしかない場合、Googleクラウドプリントは利用はしますが、利用した上で直接印刷が可能なPC(今回はメインで使っているWindowsマシン)を経由することで、ドライバがインストールされていないOSからでも印刷が可能となっているようです。

以下、Googleクラウドプリントを利用してドライバがインストールされたWindowsマシンを経由して印刷する方法の手順です。

プリンタの登録

最初にドライバがインストールされたWindowsマシンからGoogleクラウドプリントにプリンタを追加します。

Chromeブラウザを起動してアドレスバーに「chrome://devices」と入力してEnterキー押すと以下のようなページが開きます。

従来のプリンタ下にある「プリンタを追加」ボタンをクリックします。

登録可能なプリンタの一覧が表示されるので、選択して「プリンタを追加」ボタンをクリックします。

プリンタの登録は以上です。簡単ですね。

印刷

実際にGoogleクラウドプリントに登録したプリンタを使って印刷してみます。

CloudReadyをインストールしたマシンでChromeブラウザを起動してなんでもいいのでページを表示してから印刷を選択します。

送信先の変更ボタンを押すと以下のようなウィンドウが表示されます。

Googleクラウドプリントの欄に先ほど登録したプリンタ(Brother HL2170W)があるので、これを選択します。

あとはいつものように印刷するだけで、試したところ問題なく印刷できました。

注意点としては、あくまでドライバがインストールされたWindows PCを経由するので、そのPCが起動していなかった場合、以下のようにオフライン状態であると表示されます。

オフラインの状態で印刷指示を出すと、実際に印刷されたのはWindows PCを起動してからでした。

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