2025.4.13

8インチクラスでコスパ最高のゲーミングタブレット「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra」

昨年の年末に情報が出て、いつ出るのかと日々やきもきしていたここ最近、ついにALLDOCUBEから8.8インチのゲーミングタブレット「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra」が発売されました。

発売初日は5分で完売したようですが、なんとか購入することができたので、一安心。なかなか発送されず、もしかしたら注文がキャンセルされるのではないかと不安になったりもしたのですが、先日、無事、自宅に配送されました。

このタブレットは発売前に色々なインフルエンサーによって、レビュー記事や動画などがアップされていて、そちらを見た方が詳しく紹介されているので、私の方では、それまで使っていたiPlay 50 mini Proとの比較を中心に紹介したいと思います。

目次

  • ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra
  • iPlay 50 mini Proとの違い
  • AnTuTu ベンチマークスコア
  • 原神
  • 鳴潮
  • 総評

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra

そんなわけで無事に自宅に届いたタブレット。発売前から結構な力の入れようでしたが、それがパッケージにも表れています。

内容物は以下の通り。

タブレット裏面。

右側面の電源ボタンと音量ボタン。

左側面にはSDカードスロット。

下側に充電用のUSB Type-Cポート。

スピーカーは上下でデュアル。

電源を入れて、画面の確認。

めちゃくちゃ綺麗で最高です。

iPlay 50 mini Proと比較すると、画面サイズが大きくなっている分、iPlay 70 mini Ultraの方がちょっと大きいです。

(左:iPlay 50 mini Pro、右:iPlay 70 mini Ultra)

全体的に触ってみた感想ですが、安っぽさは感じず、以前のタブレットと比較して、順当に品質をアップしてきた、という印象。

iPlay 50 mini Proとの違い

iPlay 50 mini ProではCPUが「Helio G99」でしたが、iPlay 70 mini Ultraでは「Snapdragon 7+ Gen3」が採用されている点が一番の違いです。

その他、画面の解像度やリフレッシュレート、カメラにスピーカー、RAMの容量など、様々な部分でスペックアップしています。

CPU以外で一番良かったポイントはスピーカー。iPlay 50 mini Proはモノラルスピーカーで、音質はかなり悪く、長時間の動画の視聴やゲームプレイでの用途としては、ハッキリ言って、使えないレベルだったので、スピーカーの音質向上はかなり嬉しいところ。

また、OSも改善されていて、画面オフの状態から、ダブルタップで表示されるようになっているので、使い勝手が向上しています。iPlay 50 mini Proでは画面を傾けるか、タブレット側面の物理の電源ボタンを押すしかありませんでした。

さらに充電用のUSB Type-Cポートが下側にある点も評価ポイント。普通でしょ、と思うかもしれませんが、iPlay 50 mini Proはなぜか上側にあり、正直、1年以上使った今でも慣れてなかったりします。

AnTuTu ベンチマークスコア

iPlay 70 mini Ultra(Snapdragon 7+ Gen3)のAnTuTu ベンチマークスコアは以下の通り。

137万点と価格からは考えられないレベルの点数です。

所持している端末では、Pixle 6aが一番性能が良くて、80万点弱だったのですが、それを軽く超えていきました。

ちなみにiPlay 50 mini Pro(Helio G99)のスコアは以下の通り。

40万点弱とその差は3倍以上。

性能は3倍以上なのに、価格は2倍以下に収まっているので、コスパ良すぎです。iPlay 50 mini Proも発売当時はめちゃくちゃコスパがいいと言われていましたが、それを凌駕しています。

原神

iPlay 70 mini Ultraはゲーミングタブレットを称しているので、せっかくなので、ゲームもプレイしたいと思います。というか、そのために購入したので、期待大。

まずはお馴染みの原神。

画質は「最高」設定で、フレームレートを「60」にしてみましたが、違和感なくプレイすることができました。

原神クラスであれば、iPlay 50 mini Proでも遊べないこともなかったですが、画質の設定としては「低」か「中」辺りで、フレームレートは「30」にしていたので、それと比べるとゲーム体験として雲泥の差があります。

あと、これはタブレットに関係ありませんが、原神のAndroidでゲームパッド(コントローラー)に対応していました。いつのまに、と思いましたが、おかげでタブレットでのゲームが捗りそうです。

鳴潮

続いては、原神よりもスペックを求められる鳴潮。

こちらもグラフィック優先の設定で、最大フレームレートを「60」にしてみましたが、まったく違和感なくプレイすることができました。

原神とは違い、鳴潮では、iPlay 50 mini Proだとかなり画質を落とす必要があり、日課以外のゲームプレイは厳しかったのですが、iPlay 70 mini Ultraで軽く動かしてみた限り、普段、PCでゲームするのとそう大差なく、操作することができました。画質もグラフィック優先に設定できるので、めちゃくちゃ綺麗です。

総評

総評ですが、ハッキリ言って、めちゃくちゃいいです。

ゲーミングタブレットと称しているだけあり、これまで前のタブレット(iPlay 50 mini Pro)で感じていたゲームの不満点はほぼ解消されました。

定価は5万円近くするので、その価格であれば相応のスペックですが(それでもちょっと安いくらい)、クーポンや割引で4万円以下で購入することができたので、この割引が今後も続くようであれば、間違いなく、コスパモンスターといっても過言ではありません。

5分で完売したのにも頷けますね。

あまり安すぎると転売ヤーの餌食になってしまうので、ある程度、価格の調整は入ると思いますが、正直、4万円台でも十分に魅力的な価格なので、気になっている方は早めに購入した方がいいと思います。

8インチクラスで今一番オススメできるタブレットは、この「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra」です。

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