FunLogyの格安サウンドバー「FLDH6」の良いところと悪いところ
これまで数千円のPCスピーカーを利用していましたが、音質面を強化したくて、モニタを買い換えるついでに、サウンドバーを初めて購入しました。
目次
- 購入したサウンドバー
- 設置
- 実際に使ってみた感想
購入したサウンドバー
初めてのサウンドバーということで、購入したのはFunLogyのサウンドバー「FLDH6」です。
こちらのサウンドバーにした理由はセール時に1万円を切る価格で販売されていて、入門用として非常に魅力的だったからです。
内容物は以下の通り。
サウンドバーのサイズは幅61cm、高さ6.2cm、奥行10cmと、サウンドバーとしては、かなりコンパクトです。
背面。
底面。
入力インターフェースはHDMI(ARC)、光デジタル、3.5mm AUX。
USB端子はファームウェアのアップデート用のようです。
リモコンは以下の通り。
イコライザ機能で、低音や高音の調整、設定済みのモード(スタンダードモード、クリアボイスモード、低音モード)の切り替えが可能です。
設置
実際に使ってみた感想
実際に使ってみた感想ですが、サウンドバーとしてはコンパクトで、価格は安く、入力端子が豊富(3.5mm AUXに対応している)なので、入門用としては、非常にいい製品だと思います。
音質面は正直、価格なり、といったところで、音の広がりや低音は満足できるレベルではありませんでしたが、しばらく使った後に、それまで使っていた数千円のPCスピーカーに戻してみたら、音が薄っぺらく感じたので、音の厚みは確実に増しています。
もちろんPC用モニタの付属スピーカーと比べたら雲泥の差です。
逆にダメだったのはARC機能で、LG製モニタとの相性のせいか、まともに動きませんでした。
接続した直後は正常に動作していたのですが、数時間、時間をおいたりすると、サウンドバーがまったく反応しなくなって、リモコンや本体の電源でも起動せず、最終的に電源ケーブルを引っこ抜いて、1分くらい待たないと起動しません。
しかも何度もやっている内に、接続した直後ですら、まともに動作しなくなりました。
サウンドバーのARC機能について調べたところ、こういう相性問題はよくあるらしく、Amazonのレビューを見ると、同様な現象について報告している人がいたので、私が購入したものだけ、ということではないようです。
仕方がないので、しばらくはBluetooth接続で利用していましたが、せっかくARCに対応したモニタを購入したこともあったので、後日、JBLのサウンドバーを購入し、そちらでも試したところ、問題なく正常に動作しました。なので、モニタではなく、FunLogyのサウンドバーの方に問題があるのだと思います。
ちなみにBluetoothでの接続は、サウンドバーの電源を入れた後、すぐに接続され、音の遅延なども個人的には感じなかったので、電源連動(ARC接続)しないのあれば、Bluetooth接続で十分だと感じたのは、よかったところです。ただし、前述したとおり、電源の切り忘れには注意が必要。
総合評価としては、入門用としてはありですが、こちらのサウンドバーを導入することで感動するレベルで音質が向上する、というわけではないので、音にこだわりたいのであれば、もっと価格が高い、いいサウンドバーを選択した方がいいです。
今までサウンドバーを購入したことがなく、どういうものかとりあえず感じたいのであれば、こちらの製品でも十分で、価格が安いので、思っていたのと違っていたとしても、ダメージは少なくて済みます。
そんなわけで、私の場合、普段は使わないリビング用のPCモニタ(28インチ)のスピーカーとして、Bluetooth接続で利用することにしました。コンパクトなので、PCモニタの下側に設置することができたのは、これはこれでよかった点です。