JBLのサウンドバー「Bar 5.0 MultiBeam」の良いところと悪いところ
FunLogyの格安サウンドバーだとARCがまともに機能しなかったので、別のサウンドバーを購入することにしました。
目次
- 購入したサウンドバー
- 設置
- 実際に使ってみた感想
購入したサウンドバー
新しく購入したのはJBLの「Bar 5.0 MultiBeam」です。
内容物はこちら。
サウンドバー本体のサイズは幅709mm × 高さ58mm × 奥行101mm。
サウンドバーとしてはコンパクトな部類ですが、これまでPCスピーカーメインだったので、結構、大きく感じます。
底面は以下の通り。
インタフェースは光デジタル、HDMI IN/OUT、またBluetoothに対応。
USBはファームウェアアップデート用。有線LAN用のインタフェースがあり、無線LANにも対応していて、ChromeCastやAirPlayなどでサウンドバーを利用することが可能です。
リモコンは以下の通り。
ボタンの数は少なく、かなりシンプルなものとなっています。
先日、購入したFunLogyのサウンドバー(FLDH6)とサイズを比較すると、高さと奥行は同じくらいで幅がJBLの方が長くなっています。
設置
実際に使ってみた感想
しばらく使ってみましたが、音質には満足しています。
音の広がりはFunLogyのサウンドバー(FLDH6)よりも上で、低音も賃貸に住んでいる身としては、あまり大きいと苦情が来そうなので、これくらいがちょうどいい、というレベル。
これまで聞こえなかった音が聞こえるようになったりしたので、それが、ちょっと嬉しかったりします。
良くなかった点としては、リモコンや本体ボタンの操作についてです。
最初に設定したらボリュームの調整や入力切替くらいしか使わないので、そのボタンしか用意していないのは分かるのですが、Wi-Fiの設定やサウンドモードの切り替えなど、説明書を見ないと操作が分からないものが多いです。
また、一度ネットワークに接続すると、自動でファームウェアのアップデートが行わるようで、接続後、いきなりLEDパネルに「LOAD」という文字が表示され、その状態が数分間続くので、アップデートに失敗したのではないかと気が気ではありませんでした。
しかもファームウェアのアップデートが行われたせいなのか、いつのまにかサウンドモードの切り替え(スタンダードモード、スマートモード)ができなくなっていて、ニュースなどを視聴する際は、エフェクトを低減させたスタンダードモードの方が聞き取りやすいのですが、それができないので、スマートモードONLYになっています。
サウンドバーを工場出荷時の状態にしても元に戻らず、最初に入っていたファームウェアに戻そうにも、すでに生産完了品扱いになっているせいか、公式サイトを辿ってもファームウェアのダウンロードページは見つからず、Googleで頑張って検索するとそれらしいファームウェアは見つかるのですが、現在、インストールされているファームウェアのバージョンを確認する手段がないので、最新のバージョンがどれで、どのバージョンに戻せばいいのか、といったことがまったく分からないっと感じです。
そんな状態なので、万が一、失敗したら巨大な文鎮が出来上がってしまうと考えると、やる勇気もなく、そのままにしています。
さらにですが、Wi-Fiに接続すると、サウンドバーのLEDパネルに数分間に1回くらいの間隔で、「ChromeCast、AirPlay Ready」のような文字が表示されてしまい、正直、邪魔だったので、Wi-Fiは切りました。一度設定したWi-Fiを切るにも電源ボタンの長押しが必要など、説明書を見ないと分からない操作となっています。
操作パネルがないので仕方がないと思いますが、操作については、正直、もうちょっとどうにかならなかったのかと思っています。
そんなわけで、簡単にまとめると、音質はいいけど操作に難あり、といったところでしょうか。
FunLogyのサウンドバーで機能しなかったLG製モニタとのeARC/ARC機能については、問題なく動作したので、その点については満足しています。おかげでサウンドバーの電源の切り忘れがなくなりました。