2024.5.19

JBLのサウンドバー「Bar 5.0 MultiBeam」の良いところと悪いところ

FunLogyの格安サウンドバーだとARCがまともに機能しなかったので、別のサウンドバーを購入することにしました。

目次

  • 購入したサウンドバー
  • 設置
  • 実際に使ってみた感想

購入したサウンドバー

新しく購入したのはJBLの「Bar 5.0 MultiBeam」です。

内容物はこちら。

サウンドバー本体のサイズは幅709mm × 高さ58mm × 奥行101mm。

サウンドバーとしてはコンパクトな部類ですが、これまでPCスピーカーメインだったので、結構、大きく感じます。

底面は以下の通り。

インタフェースは光デジタル、HDMI IN/OUT、またBluetoothに対応。

USBはファームウェアアップデート用。有線LAN用のインタフェースがあり、無線LANにも対応していて、ChromeCastやAirPlayなどでサウンドバーを利用することが可能です。

リモコンは以下の通り。

ボタンの数は少なく、かなりシンプルなものとなっています。

先日、購入したFunLogyのサウンドバー(FLDH6)とサイズを比較すると、高さと奥行は同じくらいで幅がJBLの方が長くなっています。

設置

サウンドバーの設置場所はモニタラックの上。

31.5インチのモニタと同じくらいの幅なので、ピッタリです。

右側にLEDパネルがあるので、サウンドバー操作時の状態はそこに表示されます。

実際に使ってみた感想

しばらく使ってみましたが、音質には満足しています。

音の広がりはFunLogyのサウンドバー(FLDH6)よりも上で、低音も賃貸に住んでいる身としては、あまり大きいと苦情が来そうなので、これくらいがちょうどいい、というレベル。

これまで聞こえなかった音が聞こえるようになったりしたので、それが、ちょっと嬉しかったりします。

良くなかった点としては、リモコンや本体ボタンの操作についてです。

最初に設定したらボリュームの調整や入力切替くらいしか使わないので、そのボタンしか用意していないのは分かるのですが、Wi-Fiの設定やサウンドモードの切り替えなど、説明書を見ないと操作が分からないものが多いです。

また、一度ネットワークに接続すると、自動でファームウェアのアップデートが行わるようで、接続後、いきなりLEDパネルに「LOAD」という文字が表示され、その状態が数分間続くので、アップデートに失敗したのではないかと気が気ではありませんでした。

しかもファームウェアのアップデートが行われたせいなのか、いつのまにかサウンドモードの切り替え(スタンダードモード、スマートモード)ができなくなっていて、ニュースなどを視聴する際は、エフェクトを低減させたスタンダードモードの方が聞き取りやすいのですが、それができないので、スマートモードONLYになっています。

サウンドバーを工場出荷時の状態にしても元に戻らず、最初に入っていたファームウェアに戻そうにも、すでに生産完了品扱いになっているせいか、公式サイトを辿ってもファームウェアのダウンロードページは見つからず、Googleで頑張って検索するとそれらしいファームウェアは見つかるのですが、現在、インストールされているファームウェアのバージョンを確認する手段がないので、最新のバージョンがどれで、どのバージョンに戻せばいいのか、といったことがまったく分からないっと感じです。

そんな状態なので、万が一、失敗したら巨大な文鎮が出来上がってしまうと考えると、やる勇気もなく、そのままにしています。

さらにですが、Wi-Fiに接続すると、サウンドバーのLEDパネルに数分間に1回くらいの間隔で、「ChromeCast、AirPlay Ready」のような文字が表示されてしまい、正直、邪魔だったので、Wi-Fiは切りました。一度設定したWi-Fiを切るにも電源ボタンの長押しが必要など、説明書を見ないと分からない操作となっています。

操作パネルがないので仕方がないと思いますが、操作については、正直、もうちょっとどうにかならなかったのかと思っています。

そんなわけで、簡単にまとめると、音質はいいけど操作に難あり、といったところでしょうか。

FunLogyのサウンドバーで機能しなかったLG製モニタとのeARC/ARC機能については、問題なく動作したので、その点については満足しています。おかげでサウンドバーの電源の切り忘れがなくなりました。

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