2017.1.15
2019.1.5

PS3×地デジチューナーとPS4×nasne環境の比較と使ってみた感想

昨年末にPS3×地デジチューナーの環境からPS4×nasneの環境にようやくアップグレードしましたが、それから1ヶ月ほど経ったので2つの環境での比較と使ってみた感想です。

目次

  • TV視聴や再生、録画操作
  • スタンバイモードについて
  • 最後に

TV視聴や再生、録画操作

まず、TV視聴や録画操作についてですが、これについてはとくに変わりはありません。nasneにはBS、CSチューナーが内蔵されているので、受信可能であれば閲覧または録画可能なチャンネル数は劇的に増えます。

次に録画した番組の再生操作ですが、これはUSBで接続しているPS3×地デジチューナーの環境の方が反応がいいです。PS4×nasne環境では早送りや巻戻しの反応が鈍くちょっと不満に感じます。その代わりなのかどうかわかりませんが、PS4のtorneでは再生バーに番組とCMの位置が表示されています。早送り、巻戻しの反応が鈍いのでその位置を目標にスキップしてくれ、ということなのでしょう(多分)。

基本的にはユーザー側のUIはtorneアプリなので、PS3とPS4で操作に関しての違いはほとんどありません。今までPS3×地デジチューナー環境を使っていたのであれば、違和感なく移行することができます。

あと、これはこちらの環境がよくなかったのと思うのですが、時々、TV視聴で音声が流れず映像がカクカクの状態になりました。原因はモバイルルーターのショボさだと思うので、それについては新しくルーターを購入したので、以降、問題が発生しなければ大丈夫かと思います。

ちなみに購入したルーターはこちらの BUFFALO WCR-1166DS。

軽くて安くて場所をとらない非常にいいルーターです。有線LANがGigabitに対応していませんが、私の環境ではそこまでの速度は必要ないので問題ありません。(せっかくアクセスポイントと化して役に立ち始めたRaspberry piでしたが、またしばらく眠りにつくことになりました。)

スタンバイモードについて

最後は、nasneのスタンバイモードについてです。

nasneはNASというだけあって常時稼働が基本動作かと思いますが、NASとしてよりもPS4の録画データ保存ドライブとしてしか利用しない私としては必要なければスタンバイ状態になってほしかったので、設定でスタンバイモードをONにしました。

すると、nasneにアクセスせずにしばらく経つとスタンバイ状態に移行しましたが、そこからの復帰がnasneの電源ボタンを押してわざわざ手動で入れてやらないと起動しなくなりました。

これもモバイルルーターのショボさが原因かと思いましたが、新しく購入したルーターで試してみたところ、どうも、ルーターとnasneのLAN接続が有線じゃないとうまくいかないようです。無線だと、一度もスタンバイ状態から復帰したことがありません。また、復帰のタイミングが PS4起動 → torneアプリ起動 → TV視聴または録画データにアクセス した後に復帰するようで、そこからnasneが使える状態になるまで1分ほどかかるため、ちょっと使いづらい印象です。

有線LANは使いたくないので、スタンバイモードをあきらめるか、常時稼働させるのかの2択ですかね...。

最後に

PS3×地デジチューナーとPS4×nasneの2つの環境の比較と使ってみた感想でしたが、外出先からの視聴やNASとしての利用が目的なら迷うことなくnasne一択です。ただし、PS3からの地デジの録画・視聴だけでいいという場合に限り、PS3×地デジチューナー環境の方が使い勝手がよかったのが意外でした。

まあ、今から購入するならPS4×nasneだと思いますが、なにかしらの参考になればいいかな、と思います。

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