リモートで部屋の内見をしてみた感想
フルリモートで仕事をするようになって2~3年経ち、安定してリモートで仕事ができるようになってきたので、近々、地方に移住することを計画しています。
どこでも仕事ができるのであれば、今よりもいい環境で仕事をしたいと思うのは当然のことですね。
問題はどこに移住するのか、ということですが、実家が大分で、近年、帰省する機会が多くなっていたので、近畿・中国地方で検討していて、今住んでいる神奈川からかなり距離があり、部屋の内見をどうしようか悩んでいたのですが、空室の確認をした不動産がリモートでの内見に対応しているとのことだったので、試しにやってみることにしました。
目次
- 内見するまでのやりとり
- リモートでの内見の様子
- 内見後のやりとり
- 最後に
内見するまでのやりとり
最初はSUUMOで部屋の検索をして、通常通り、空室の確認をしました。
不動産から返信のメールにてリモートで内見可能というお知らせが届き、確認してみると、不動産会社のアカウントからLINEのビデオ通話を使って可能とのこと。
リモートで内見したい日時を事前に伝えておいて、当日、現地から、LINEのビデオ通話で連絡がある、という流れでした。
リモートでの内見の様子
実際の内見の流れですが、まずは、物件の外観を撮影してもらい、そのあと、通話状態のまま、室内の様子を確認していきます。
部屋やバルコニー、さらにはキッチンや浴室、トイレといった箇所も、不動産会社の方は慣れた様子で、説明しながら確認してくれるので、無言の状態が続いて気まずいといったことはありません。
気になるポイントなどは、重点的に確認して貰ったりすることも可能で、エアコンの設置有無やコンセントの場所、収納スペースの広さ、といったことを実際に確認してもらい、懸念だったビデオ通話の画質は思ったよりもよくて、実際に現地に行った時と同じくらいのレベルで、部屋の様子を確認することができました。
匂いはさすがに確認できないので、担当者に聞くしかありませんが、聞いてみた限り、とくに問題ない、とのこと。
そんな感じでやりとりをして、大体、30分くらいで内見を終えることができました。
現地に赴いた場合、1日がかりになっていたので、それが30分で済むのは、かなりの労力の軽減になりますね。
リモート内見を実際にやってみて思ったのは、内見はリモートで十分だということで、周辺の環境はGoogleマップやストリートビューで確認できるので、実際に現地でしか確認できないこと、というのは、あまりないかと思います。あるとしたら、そこに住んでいる人の人柄、とかになると思いますが、それは1日行ったくらいじゃ分からないので、過去に住んでいたことがある、とかではないなら、行っても行かなくても同じです。
内見後のやりとり
リモートでの内見で気になるのは、部屋を決めた際の、その後のやりとり。
今回、リモートの内見を対応して頂いた不動産によると、その後のやりとりも現地に行く必要はなく、入居申込書をメールで送って貰った後、それをこちらで印刷して記入後、スキャンしてデータを送り返す、という流れになるようです。
印刷やスキャンはコンビニのコピー機で可能なので、自宅にプリンタやスキャナがなくても対応できます。(近くにコンビニがない場合は、印刷とスキャンで最低2回は行く必要があるので、ちょっと大変かもしれません)
入居申込書をメールで返信後、審査OKであれば、契約書などが郵送で送られてきて、それを記入後に返送するようです。
重要事項説明書の確認については、これもリモートで可能で、Zoomを使ってやるとのこと。
また、鍵の受け渡しについてですが、こちらも郵送可能とのことで、不動産会社や実際の部屋には一度も足を運ばずに、契約を進めることが可能です。
最後に
リモートでの内見は最高です。
やってみる前は、現地に行かないとなかなか難しいのではないか、と思っていましたが、意外と満足できるレベルだったのでは、いい意味での驚きでした。
今後、こういったリモートでの内見が増えていくのかな、と思います。