ChromebookからGeForce NOWで原神をプレイしたら意外と快適だった
帰省時に使用するゲーミングPCが欲しくて、Ryzen 7000シリーズを購入するべきかどうか悩んでいる今日この頃ですが、GeForce NOWというクラウド型のゲームサービスで原神をプレイできることを知ったので、試しにアプリをインストールして、実際にプレイしてみました。
目次
- GeForce NOWについて
- Chromebookでゲームプレイ
- ゲーム残り時間の通知
- 対応解像度
- 通信量
- ネットワークテスト
- 最後に
GeForce NOWについて
クラウドゲームサービスの「GeForce NOW」ですが、日本ではauとSoftBankからサービスが提供されていて、利用するためにはどちらかにアカウントを作成する必要があります。
auやSoftBankの回線を利用していないユーザーでもアカウントの登録は可能です。
プランはフリープランとプレミアムプランがあり、フリープランは無料なので、とりあえず試してみる際はこちらになります。プレミアムプランは有料で、auとSoftBankどちらも1,980円(税込み)となっています。(どちらかのキャリアの会員の場合、割引やポイント還元あり)
フリープランとプレミアムプランの違いは、混雑時のアクセス優先、連続プレイ時間、RTX(レイトレーシング)の利用、といった違いがあります。
GeForce NOWのサービスを利用できる端末は多く、macOS、Windows PC、Chrome OS、ブラウザ、Android、iOSで利用可能です。
Chromebookでゲームプレイ
今回利用する端末はASUSのChromebook Flip C101PAです。
Chromebookの場合、ブラウザ版のGeForce NOWにアクセスすると、Webアプリを端末にインストールすることができます。
アプリを起動したらプレイ可能なゲームから原神を選択。
実際にゲームをプレイ可能になるのは、上記の待機待ちとなっているゲーマーの数が0になった時になります。
休日に試しましたが、フリープランの場合、だいたい400人ほど待ちとなっていて、1時間ほど待機する必要がありました。
待機中のゲーマーが0になって、自分の番になると、通常の原神と同じようにゲームが開始されます。
実際にやった人しか分からないと思いますが、この画面が低スペックPCのChromebookで表示されると、結構、感動します。
ゲームプレイはコントローラーが使用可能で、画質や操作感といったものも自宅のゲーミングPCで操作しているのとほぼ変わらず、操作後のタイムラグといったことを感じることはありませんでした。
ゲーム内の画質設定は以下のカスタム設定がデフォルトとなるようです。
1時間程プレイしてみましたが、大きな違和感はなく、たまに通信速度が足りなかったのか、画面が少し乱れる程度でした。
ゲームを終了する場合も通常のゲームと同じです。
終了すると、GeForce NOWの画面に戻って、再度プレイしようとゲームを選択すると、再び、待機中となります。
ゲーム残り時間の通知
対応解像度
通信量
ネットワークテスト
最後に
クラウドゲームサービス「GeForce NOW」を試しに使ってみましたが、意外と使える、というのが率直な感想です。
試す前は操作のタイムラグなどが少なからずあるものと思っていましたが、今回プレイした限りでは、少しも感じることはありませんでした。安定したインターネットの通信環境が必須となりますが、その環境さえ整っていれば、今回、試したように低スペックのChromebookでも快適にゲームプレイが可能です。
個人的には、実家への帰省時にゲーミングPCが欲しくて、その代わりとしてGeForce NOWが使えるかどうかを試したのですが、実家には光回線が通っていて、安定したインターネット環境はあるので、帰省した月のみプレミアムプランに加入して利用するのは、十分、選択肢としてありだと感じました。
プレミアムプランで毎月利用するにはさすがに出費が嵩むので継続してのサービス利用は厳しいですが、今回のように一時的に利用したい場合は、かなりいいサービスです。
Ryzen 7000シリーズのCPUとマザーボードが買えなかったら、次回の帰省時では、こちらのプレミアムプランを利用したいと思います。