HPの4K液晶ディスプレイ「V28」がコスパ良すぎて初4Kにピッタリの商品(27.9インチ、TN液晶)
4Kに対応した液晶ディスプレイが2万円台前半で販売されていたら、買うつもりがなくとも、なんとなく気になってしまうのは人の性。
何度もそのページにアクセスしてしまえば、心変わりするのも時間の問題ですよね。
そんなわけで、ついつい、買うつもりがなかったのに4K解像度の液晶ディスプレイをポチってしまいました。
ちなみに初4Kです。
目次
- 購入した液晶ディスプレイ
- 価格が安い理由
- 使ってみた感想
購入した液晶ディスプレイ
購入した液晶ディスプレイはHPの「V28」です。
サイズは27.9インチで解像度はもちろん4K(3,840 × 2,160)。
約28インチですが、これくらいのサイズで、ベゼル幅も細いとは言えないので、さすがに大きいですね。
付属品はスタンドと電源ケーブル、それにHDMIとDisplayPort用のケーブル(1.8m)が1本ずつ。
よく確認せずにAmazonで別途DisplayPort用のケーブルを購入してしまいましたが、そちらは予備として使用したいと思います。
モニター右下には設定用のボタン。
背面のインターフェースは、HDMI × 2、DisplayPort × 1、それに音声出力用のプラグがあります。
なお、スピーカーは搭載されていません。
VESAには対応しているのでモニターアームを使うことができます。
使用していないモニターアームが自宅にあるので、アームで設置してみようかとも思いましたが、スタンドで立ててみた限り、そのままでも良さそうだったので、今回はアームは使わないことにしました。
応答速度は3.5ms(オーバードライブ時は1ms)で、AMD Free-Syncにも対応しているので、事務用途以外にも、ゲーム用として使用できそうです。
価格が安い理由
さて、こちらの4K液晶ディスプレイが安い理由ですが、通常価格では2万円台後半。それが価格.com経由で購入することにより、割引されて、2万円台前半で購入することができます。
このキャンペーンがいつまで続くかは分かりませんが、4K液晶にしては破格の値段。
もちろん視野角が狭いTN液晶だったり、最近のディスプレイに比べて、ベゼル幅がそこまで細くないといった点はあるものの、解像度がWQHD(2,560 × 1,440)の液晶ディスプレイよりも安いのは、衝撃的な価格です。
使ってみた感想
初4Kということで、DisplayPortとHDMIの両方で接続してみましたが、どちらも問題なく4Kで出力可能。
解像度はさすが4Kといった感じで綺麗です。24インチのフルHDではドットの粗さが目立ちますが、そういった感覚はまったくありません。
Windowsのスケールを100%で使用すると、さすがに小さすぎるので、125%や150%といった設定で使用するとちょうど良いです。
4K液晶の場合、どれくらいのスケールで利用するのがベストなのか、フルHDと同じレベルでは、作業のし易さにそこまでの違いはないのではないか、と思っていましたが、スケールの設定を150%にしても、フルHDよりも作業スペースは広いので、十分、快適に利用することができます。
ただ、さすがに解像度の異なる液晶とのデュアルディスプレイは、ちょっと違和感があります。
この4K解像度でゲームをプレイしたら、どうなるんだろうと思って、試しに原神をプレイしてみましたが、フルHDでは味わえない、圧倒的な迫力がありました。
細部が強調されることによって、画面に奥行きが生まれ、臨場感が格段にアップしています。
ただ、いつもと同じようにフルHDと同じ距離感でプレイすると、視点移動で目が疲れるので、普段より距離をとって離れてプレイした方がいいです。
懸念だった視野角は、立ち上がって見たり、下から覗くようにして見ると、さすがに厳しいですが、イスに座って見る限り、そこまで気にならず、数年前に購入したTN液晶よりも視野角は広くなっています。
個人的にはかなりオススメの製品。
もちろん、すでにIPSタイプの4K液晶を所持している人にとっては、物足りないかもしれませんが、私のように初めての4Kとしてなら、かなり有りな製品だと思います。