2021.1.27

RAIJINTEKの「METIS PLUS」はMini-ITXでPCを自作する際のデファクトスタンダード

先日、小型のゲーミングPCを自作しましたが、その際に使用したケースのRAIJINTEK「METIS PLUS」について、詳しく紹介したいと思います。

目次

  • 外観、付属物
  • スペック、価格
  • 内部の構造
  • 特徴
  • 最後に

外観、付属物

私が購入したMETIS PLUSのカラーはシルバーです。

前面は電源スイッチとメーカーロゴとシンプルな作り。

側面の片側は透明なアクリルパネルで内部を覗くことが出来るようになっていて、マザーボードを設置する反対側には通気口が開いています。

上部には12cmファン用の大きな通気口(メッシュあり)と、I/Oパネル(USB3.0 × 2、HDオーディオ × 1)があります。(上部のファンはオプションなので、取り付ける場合は別途購入が必要)

底部には電源取り付け用のスペースと、2.5-3.5インチドライブ取り付け用の穴が開いていて、電源は内部のケーブルを経由して下向きに設置する構造となるため、底部に設置されたスペーサーはちょっと高さがあります。

背面の12cmのLEDファンは最初から組込済。PCIスロットは2スロット分確保されていて、最近のビデオカードの取り付けも可能です。

付属物はマニュアルと以下のもの。

スペック、価格

ケースのスペックとおおよその価格は以下の通り。

製品名 METIS PLUS
サイズ(W×D×H) 190 × 277 × 254 mm
重量 2.12kg(実重量) 2.67kg(総重量)
材質 アルミ
カラー ブラック レッド シルバー ブルー グリーン ゴールド ホワイト ピンク
対応マザーボード Mini-ITX
ドライブベイ 2.5×3 + 3.5×1
or
2.5×1 + 3.5×2
I/Oパネル USB3.0 × 2、HDオーディオ × 1
PCIスロット 2スロット
ケースファン トップファン:120mm × 1(オプション)
リアファン:120mm × 1(組込済、LEDファン)
CPUクーラーの高さ 最大 160mm
ビデオカードの長さ 最大 170mm
(構成によっては170mmを超えるものも搭載可能)
価格 \5,000 ~ \8,000

最新のスペックはメーカーのサイトから確認して下さい。

内部の構造

アクリル版のついたサイドパネルを外すと、内部にアクセスすることが可能です。

こちらのケースは先に述べたように電源を下向きに取り付けるのが特徴で、背面から伸びた電源ケーブルを接続するような形になります。

その他のパーツを実際に組み込んで見ると以下のような感じになります。

上記は、電源がSFX、ビデオボードのカード長は168mm、CPUクーラーはIntel純正となります。

ストレージはM.2のSSDを搭載しているので、イメージでは2.5-3.5インチのドライブ(SSD/HDD)を使用していませんが、実際の取り付け位置は以下の箇所になります。(間違っていたらすいません)

イメージの左上部にはドライブ取り付け用のマウンタがあり、底部には開いている穴からネジ止めして取り付けられます。

170mmを超えるビデオカードを搭載する場合、左上部のマウンタを取り外さないといけないと思います。(取り外した場合、上部にドライブは取り付けられません)

エアフローは上部から空気を吸い込み、下向きに設置した電源と背面のファンで排熱するという流れになります。

なお、背面の12cmファンのLEDはスイッチのON/OFFで切り替え可能です。

特徴

METIS PLUSの特徴をまとめると以下の通り。

  • カラーバリエーションが豊富
  • アルミ製で軽い
  • Mini-ITX用ケースなのに余裕のある内部スペース
  • 2.5-3.5インチドライブベイが沢山
  • そこそこ性能の高いビデオカードが搭載可能
  • 電源がATX/SFXの両対応
  • コストパフォーマンスが良い

カラーバリエーションはPCケースとしては異例の8色展開。Mini-ITXという省スペースの規格に対応したものでありながら、各ユーザーの要望にある程度は応えられる内部構造の柔軟性は他では考えられず、それでいて、手に入れやすい価格といったコストパフォーマンスの良さはさすがの一言。

そのため、レビューサイトでは、同じMini-ITXベースのケースの中では断トツにレビュー数が多く、自作PCというある種ニッチな市場の中で、長年売れ続けているモデルとなっています。

タイトルにも書きましたが、これはもうMini-ITXでPCを組む際のデファクトスタンダードと言っても過言ではないのではないでしょうか!?

最後に

数年前にベアボーンPCを組んだ際、METIS PLUSの前身である「METIS」が候補に上がったのですが、その際は卓上におけるNUCモデルを探していたため、残念ながら、購入には至りませんでした。

それから数年後の今、ビデオカード搭載のPCを自作することになって改めて販売されているケースを探したら、METISからエアフローが改善されたモデルであるこちらのMETIS PLUSが目に留まり、私の使い方では、こちらのケース以外の選択肢が見出せませんでした。

辛うじて、Lian LiのPC-Q21が次点の候補として上がりましたが、内部スペースの広さとエアフローの良さではMETIS PLUSの方が上で、カラバリ含めて、他のケースにはない唯一無二感がかなりあります。

欲を言えば、折角なのでシルバーではなく、ブルーやグリーン、ゴールドといった普段は組めないカラーを選択したかったですが、人気なのか、ブラックやシルバーよりも割高で、よく品切れになっています。

このケースで自作を考えている場合、他のパーツを物色していたら、欲しかったカラーの値段が上がっていて買いにくい、といったことがよくあるので、欲しいカラーが決まっているなら、先にケースだけ購入しておいた方がいいかもしれません。

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