nasne引退のお知らせ(CUHJ-15004、1TB)
昨年、惜しまれつつも生産終了したnasneですが、我が家で使っていたnasneも、この度、その役目を終えることになりました。
目次
- nasneについて
- 引退の理由
- 最後に
nasneについて
nasneはSONYが販売していたテレビ番組を視聴・録画するためのネットワークレコーダー。
録画した番組をネットワーク経由でスマホやパソコンで視聴することができ、外出先でのリモート視聴なども可能で、さらには番組検索がサクサク動き、その他のテレビやレコーダーよりも使い勝手が良かったので、ネットワークレコーダーとしてはnasne一択と言わしめるほどの製品でした。
そんなnasneも昨年(2019年)に生産が終了して、後継製品がなかったことから、nasneユーザーからは大変に惜しまれていました。
当時は私も「なんでnasneが生産終了なの!? 終了したと見せかけて新しいモデル出るんじゃないの?」と思っていたクチなのですが、今のところ、その様子はなく、残念ながら今後も生産が再開されるといったことはないようです。
引退の理由
我が家のnasneは4年前に購入したCUHJ-15004の1TBモデル。視聴や録画ができなくなるといったような不具合はなく、今でも現役で稼働させることが可能です。
では、なぜ引退することになったのかというと、その理由は、単純に使わなくなったから。
2016年に購入して使い続け、これまでアニメの視聴・録画用のレコーダーとして4年間ほど活躍してきましたが、次第に利用頻度が減少し、現在に至っては、週に2時間前後、思い出したように録画した番組の視聴や整理をするくらいでしか利用していませんでした。
利用頻度が減少した原因は、テレビを見る機会が減ったというのが一番大きく、可処分時間は新型コロナの影響で増えていましたが、その増えた時間はYouTubeやAbemaTVといったものに消えていって、段々とその割合が増えていき、最終的にテレビを見る時間が週2時間弱程度まで落ち込んだ、という状態になります。
そこで気が付いたのは、そもそもテレビはもういらないんじゃないだろうか、ということ。
最新のアニメについてはAmazonプライムビデオで大体は無料で視聴することができるので、わざわざテレビ放送を録画しておくといった必要性はなく、たまに見ていたニュースもAbemaTVやネットニュースで十分。バラエティやドラマといったものもTVerで無料で配信されていたりするので、そういったサービスを利用することで、レコーダーのストレージ容量を気にして、削除する動画を吟味するといった手間が不要になります。
nasne生産終了直後はなぜ終了するのかと思っていましたが、動画コンテンツ系のサービスが充実して頻繁に利用していくようになると、便利だったnasneも次第に使わなくなっていきます。
私の場合、流行に疎いので、大抵は世間の流れに乗り遅れたくらいのタイミングで遅れて流行りだすといったことが多く、そのことを考慮すると、昨年以前の段階でそういった潮流があったということですね。
nasneの生産終了から1年たった今、後継モデルが出なかったことを納得している自分がいます。
最後に
リアルタイムでどうしても見たいテレビ番組があったらもしかしたら一時的な再登板はあるかもしれませんが、最近はそういう番組があっても気づかないことが多いので、その可能性は低いです。
あるとしたら年末年始くらいだと思うので、いざという時のため、それまでは大切に保管しておきたいと思います。