2019.12.16

ホンダ「N-VAN」に格安ドライブレコーダーの取り付け

あおり運転対策として最早マストアイテムとなったドライブレコーダーですが、車の購入時にオプションで取り付けようとすると結構高くついてしまいます。

そういった時はもちろん困った時のAmazon。

格安で販売されていたドライブレコーダーを購入してN-VANに取り付けてみました。

目次

  • 購入したドライブレコーダー
  • N-VANにドライブレコーダー取り付け
  • 実際に使用してみた感想
  • 評価

購入したドライブレコーダー

購入した格安のドライブレコーダーはapemanの「C550」という製品。

リアカメラと保存用のマイクロSDカード(32GB)が付属して5,000円ちょうどくらいの値段で、かなりの格安製品です。

ダメだったらダメで諦めが付くという値段設定なのも購入を決めた理由です。

取り付け方法は、車のフロントガラスに両面テープで貼り付けるタイプ。(後で説明しますが、今回はフロントガラスには設置していません)

給電はアクサセリーソケットからになり、カメラの表には大き目の液晶が備わっています。

カメラの向きはある程度の角度調整が可能。

使えるかどうかはさておいて、メニューの項目として以下のものが設定可能でした。

  • 解像度(1080FHD、720P、VGA)
  • 表示モード
  • ループ録画(1分、3分、5分、なし)
  • WDR
  • 露出
  • モーション検知
  • オーディオ記録
  • 日付スタンプ
  • Gセンサー
  • 駐車監視
  • ライセンスプレート番号
  • GPS(別売り)
  • 速度単位

N-VANにドライブレコーダー取り付け

さっそくN-VANに取り付けてみます。

と、その前に、こちらのドライブレコーダーですが、給電用のUSBケーブルがカメラ本体の後ろ側から伸びていたため、フロントガラスに取り付けようとすると、天井と配線のケーブルが接触して、取り外しを考慮すると、思っていたよりも下の方に取り付けなければならず、視界の邪魔になりそうだったので、ダッシュボード付近に置き場を設けて、その上に取り付けることにしました。

土台とするのは車載用のスマホホルダー(マグネットタイプ)です。

これをN-VANのAM/FMチューナーの上に貼り付けます。

マグネットに貼り付ける金属プレートは、付属の両面テープでカメラ(液晶ディスプレイの位置)に直接貼り付けようとすると、すぐに剥がれてしまったので、100円ショップ(ダイソー)で売っていた携帯電話ホルダー(車用)を使用することにしました。

ホルダー下部に金属プレートを両面テープで貼り付ければこの通り。

さらにこの上にドライブレコーダーの本体をホルダーに挟み込めば、設置完了です。

まるでapemanのドライブレコーダー(C550)のためだけに生まれてきたようなフィット感で、ちょっと驚きました。

この取り付け方法だと、液晶画面が見えなくなってしまいますが、最初の設定が済めば後は不要ですし、ホルダーから取り外せば、設定を変更することも可能なので、基本的には問題ないかと思います。

SDカードもちょうどホルダーからズレた位置なので、気軽に着脱することが可能です。

リアカメラも同様にマグネットタイプのスマホホルダーで設置しました。リアついては取り付け部がすでに金属だったので、ホルダーを設置したら、それに貼り付けるだけでした。

リアカメラは有線タイプなので本体をケーブルで繋がないといけませんでしたが、ケーブルは側面のボードに捻じ込むことができます。

ボードを外したりする必要はなく、ドライバーかなにかで隙間を開けて押し込めばOKです。

実際に使用してみた感想

上記の方法で設置後、実際にドライブレコーダーで走行中の状況を記録してみました。(設置した後は車のエンジンをかけると自動で撮影が開始されます)

解像度はフルHD(1080FHD)に設定しています。

まずはフロントカメラの映像。

画質は良いとは言えませんが、近づけばナンバーの確認も可能というレベル。

続いてリアカメラの映像。

こちらはとりあえず映っている、というレベルで、信号待ちの停車時などでかなり近づいた状態でないとナンバーの確認は無理です。

なお、リアカメラですが、解像度は固定で720P(1280 × 720)となるようで、本体の設定を変更してもこちらは変わりませんでした。

さらに夜間でも試してみましたが、こちらはフロント・リアどちらもナンバーの確認は無理でした。

録画形式はH264で、フルHDの場合は、3分のループ録画で1ファイル辺りのファイルサイズは約400MBとなっています。720Pであればその半分の200MB。

フルHDの設定で、32GBのマイクロSDカードを使った場合、前後合わせて1時間辺りの容量は以下の通りで12GBになります。

  • 前)400MB × 20ファイル = 1時間辺り8GB
  • 後)200MB × 20ファイル = 1時間辺り4GB

合計1時間で12GBなので、

32GB / 12GB = 2.666...

となり、32GBのSDカードでおよそ2.5時間分の記録が可能になります。(容量が満タンになったらファイルが古いものから上書き)

解像度を1つ下げて720Pにすれば合計4時間、リアカメラを外してフロントカメラのみにすれば合計8時間といった録画時間になります。

評価

総合的な評価ですが、画質にそこまで拘らないのであれば、これはこれでありです。

信号の表示や前後の車の位置など、周囲の状況はこちらのドライブレコーダーでも十分に記録可能で、欲を言えば、記録した映像をWi-Fi経由で確認できたら便利でしたが、価格が価格なので、そこは仕方がありません。

他に駐車監視機能がついていて、内蔵のバッテリーだけで15分ほど記録することも可能なので、必要最低限の機能は一通り揃っています。

個人的には満足のいくものだったので、しばらくはこちらのドライブレコーダーを使用していこうと思います。

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