2015.8.1
2019.4.18

Z250で北海道ツーリング その2(ツーリングの記録)

2015年6月の終わりから7月の初めにかけて北海道へツーリングへ行った時の記録。

今回の記事は旅で訪れたライダーハウスや観光スポット、それにルートなど、北海道ツーリングの内容を私の感想を含めて掲載しています。

目次

  • 初日 横浜(自宅)~大洗
  • 2日目 苫小牧~支笏湖
  • 3日目 支笏湖周辺の散策
  • 4日目 支笏湖~天塩
  • 5日目 天塩~稚内
  • 6日目 稚内~浜頓別~美深
  • 7日目 美深~斜里
  • 8日目 斜里~知床・羅臼
  • 9日目 斜里~屈斜路湖
  • 10日目 屈斜路湖~帯広
  • 11日目 帯広~苫小牧
  • 12日目 大洗~横浜(自宅)

初日 横浜(自宅)~大洗

まずスタートは自宅がある横浜からです。

今回のツーリングは相方との2人旅なので、高速に乗る前に待ち合わせします。相方も北海道ツーリングは初めて。なぜかツーリングで待ち合わせるのは毎回マクドナルドとなっていて、今回は東名川崎インター近くのマクドナルドに集合となりました。

14時頃に店へ到着して、昼食がまだだったのでベーコンレタスバーガーのセットを注文し、バーガーに噛み付こうとしているところで相方が現れます。

あれ、早い...。いつもは道に迷ったり、なんだかんだで遅れるのに...。そんな相方なので、相方も期待というよりは不安の方が大きいのかもしれません。なぜなら、これから向かうのは、危険がいっぱい、ジャンクションがいっぱいの首都高なのですから。

まあ、途中なんどかひやひやした場面もありましたが(スマホを固定している器具がずれて下を向いたり、3車線の真ん中に車線変更しようとしたら逆側の車が先に変更してきて急ブレーキかけたり)、無事に常磐自動車道へ入り、中間地点の守谷SAで休憩をとります。

ハッキリ言って首都高は普段から慣れていないとナビなしでは無理ですね。

20分くらい休憩後、大洗フェリーターミナルに向けて再出発します。フェリーターミナルについたのは18時頃、今回は深夜便で行くので乗船手続きが21:00~22:30までとなっています。

手続き開始まで時間があったので、近くの大洗リゾートアウトレットで晩飯でも頂こうと店を物色していると、全体的にどこか暗いアウトレットモール、そして飲食店に人影はほとんどなく閑散としている...もしや...と思い、調べてみると、この大洗リゾートアウトレットは19時まででした。

まじか!? と思いつつも、まだ時間があったので店(お魚天国)に入り「まぐろカツ丼」(相方はカキフライ定食)を注文します。食べ急ぎはしませんでしたが、時間がきたので19時過ぎくらいに店を出て、暇を持て余すことに。

えー、暇です。かなーり暇でした。

少しくらい時間を潰すところがあるんじゃないかとタカを括っていましたが(アウトレットが21時くらいまでやっていると思っていた)、まったく見当外れ。仕方がないのでフェリーターミナルの待合所でスマホいじくるしかありませんでした。

そして乗船手続きが始まり、出向くと受付のお兄さんにこれまた想定外の説明を受けます。

「アルコールは23時以降は買えません。」

「そうですか。あの乗船できる時間は?」

「えー、23時以降ですね。」

「へー、はー...そうですか。」

色々と理由はあるのでしょうが、この時は『アルコール売る気まったくないな』、と思ってしまいました。フェリー乗船後は下船できないとのことだったので、乗船前にコンビニへ酒の買い出しに。まあ、そんなこんなで酒を飲んで1日目を終えた我々は、3時過ぎくらいに就寝しました。

この日の走行距離:約150km

2日目 苫小牧~支笏湖

朝10時くらいに起きました。

...二日酔いです。プラス若干の船酔い...船内の売店(自販機)でカップ麺(割高、フェリーに慣れている乗客は割高なのを知っているのか持参している人が多い)を買って食べて、マンガ読んでいるとこの日の気持ち悪さが最高潮に。なんとか吐かずに済みましたが午後3時くらいまではちょっと気持ち悪かったです。

さて、苫小牧につくまでにまだまだ時間がありましたが、とくにやることなし。相方とだべるしかやることがありません。大洗で乗船待ちの時も思いましたが、暇つぶしのアイテムは必須ですね。そうこうしていると苫小牧にフェリーが到着しました。

苫小牧着が20時くらいなので下船後すぐに宿泊場所(モーラップ樽前荘)へ向かいます。...が、しかし、乗船時には止んでいた雨が、出発と同時に降り出します。宿泊場所までの道中に街灯はなく、夜 × 雨 × 対向車のライト、その3つが揃うと、前方がまったく見えません。

梅雨のない北海道ですが、蝦夷梅雨なるものがあるとかないとか...、兎にも角にも上陸初日にして、宿泊場所のモーラップ樽前荘に到着する頃には靴がびしょ濡れになってしまいました。ちなみに自分はそうでもなかったのですが、雨に降られて相方のテンションはダダ落ち。(この相方、ツーリングの準備段階では『北海道なんだから雨なんて降らないでしょ』的なノリでした。)まあ、どうしようもないのでさっさと受付を済ませます。

モーラップ樽前荘の宿泊費は1,500円。連泊する場合は以降1,000円とのことでした。1階は共用スペースや自販機、売店、シャワーなどがあり、寝泊まりする部屋は2階にあります。

売店にはカップ麺やお菓子、パンといったものや、酒のつまみになりそうな冷凍食品(餃子やチキン照焼き串など)があります。ただ、オーナーが起きている時間帯しか買えないので夜中とかに食べたい場合は、前もって購入しておく必要があります。

この宿が人生初のライダーハウスだったのでちょっと緊張してましたが、それを見てとった常連の方が話しかけてくれて、居心地の悪さといった感じは受けませんでした。北海道ツーリング全体を通してだと、この宿が最初でよかった、という印象です。

22:00が消灯なので、この日は早めに寝ることにしました。

この日の走行距離:約30km

余談ですが、このモーラップ樽前荘、ウェブサイトに掲載されている住所が間違って? います。(2015年7月現在)

「千歳市支笏湖番外地」ではなく「千歳市モラップ」で、使用しているナビアプリの「ツーリングサポーター」では施設が出てこず、「グーグルマップ」では本来の位置からずれており、ツーリングマップル2015に記載されている場所が正しく私の場合は、樽前荘に隣接している宿泊施設「ラップ・ランド」をナビ設定することで辿り着けました。地図を持ってないと、こういう時に大変です。(買ってよかったツーリングマップル2015)

3日目 支笏湖周辺の散策

この日から本格的なツーリングがようやく始まる!!...と、思ってましたが、次の移動先までの天候がすこぶる微妙...ギリギリまでどうしようか悩みましたが、結局、連泊を決意。宿泊している支笏湖周辺は晴れていたので、この日は、周辺のツーリングを楽しむことにします。ただ、まったく予定していなかったので、なんとなく進んでは行き止まりでUターン、なんてことが多発。そうこうしていると腹も減ってきたので一路、道の駅「フォーレスト276大滝」へ向かいます。

なんだかきのこ押しだったので、二人ともきのこ天丼を注文し、ついでに石釜ピッツァ押しでもあったのでマルゲリータも注文します。

味は...そこそこ。きのこ天丼はきのこオンリーだったので二人でエビとか入ってたらもいいのに的な会話をします。今、思えば、これは完全にフリでした。

道の駅「フォーレスト276大滝」の隣には「きのこ王国」なる飲食店が存在します。昼食を終えた我々が腹ごなしとばかりにそこへ向かうと、そこのきのこ天丼には、まさしくついさっき話していたエビが...しかもさっき昼食を食べた道の駅よりも車が...人が...賑わっている。我々から言えることは...みなさん、注意して下さいね(涙

完全な敗北者として我々は宿泊場所に帰還しました。まあ、よかったことと言えば、帰り着いたすぐ後に雨が降り出したこと。そして、その晩に食べたジンギスカン(モーラップ樽前荘で予約しておけば食べられる)が美味かったので、トントンってとこですかね。(若干の負け惜しみ感あり)

今日はまったく移動しませんでしたが、ジンギスカンを共にした高齢ライダー二人に北海道ツーリングについてあれこれ聞けたことは、今回の旅には非常に重要だったと思います。急がば回れってやつでしょうか。

この日の走行距離:約120km

4日目 支笏湖~天塩

上陸してすぐに足止めされてしまったので、さすがに今日は上の方まで移動することにします。向かうは天塩。我々の出発を祝っているかのような晴天。

いざ、出発!...の前に、天気がいいからか同じ宿泊者とどこにいくの的な話で盛り上がり、出発時間がどんどん伸びていきます(笑

しかし、世の中には色々なライダーがいるものです。定年退職した高齢ライダーや、すでに1ヶ月近く当宿泊施設に滞在しているライダー、さらには会社を辞めてツーリングに来ているライダー等々、中でも愛犬(チワワ)と一緒にツーリングしているライダーには本当に驚きました。犬ってバイクに乗せて大丈夫なの!? と思ったのは言うまでもありません。なんというか外見によらずたくましいですね、チワワ。

そうこうしていると、相方の早く行こうぜ視線が強くなってきたので、出発することにします。途中、ガソリンスタンドとコンビニに寄ってバイク共々燃料を供給し、距離を稼ぎます。

昼食は留萌で炙りウニハーフ丼(すみれ)3,000円(ホタテをプラスしたので合計3,200円)。北海道でもウニ丼は他の丼と比べて群を抜いて高いです。普段では絶対に注文しない(できない?)金額の昼食。

まあ、たまにはってやつです。

ここで「バフンウニ」と「ムラサキウニ」どちらが美味いのか比べてみました。色が全然違いますが、ウニなんてあまり食べないので、どちらがどちらか分からない状態。(先入観なし)金額的に高いのは「バフンウニ」で、ウニだけ少しずつ食べて、比べてみます。どちらが美味いか答えを相方に言った後、スマホで検索して答え合わせをすると、美味いと思った方が「ムラサキウニ」でした。貧乏舌ってやつになるんでしょうか...。まあ、どちらも美味だったので気にしないことにします。

腹を満たした我々はさらに北上して、17時頃、ようやく天塩の鏡沼海浜公園キャンプ場に辿り着きます。途中、またしても雨に降られたので相方のテンションは言うまでもありません。

このキャンプ場には歩いてすぐに温泉があるので、そこでさっぱりし、夕飯は近くの居酒屋でとることに。そして、運がよかったのか悪かったのか、ここのライダーハウス(プレハブ小屋が3棟あり、内1棟が女性専用)では、他のライダーがいませんでした。寝床を広々と使えましたが、ちょっと寂しかったです。

この日の走行距離:約320km

5日目 天塩~稚内

この日の天候は曇り。ハッキリ言って寒いです。持ってきたフリースを着て、冬用のグローブを引っ張り出し、雨は降ってないのに防寒着としてレインウェアを着用します。(ここから帯広へ向かう途中までは、だいたいこの装備でした。昼時でも日が出ていないと寒い寒い...)他のライダーもいないので早々に支度をすませ、出発します。

道中、オトンルイ風力発電で写真をとり

サロベツ原野を横目にしながら

そのまま宗谷岬へ。

宗谷岬につくころには正午を過ぎていたので、ここで昼食をとることにしました。岬周辺をざっと歩いた後、てっぺん市場で鮭親子丼とカニ汁を注文します。

店内には自分たち以外に1人か2人しかおらず、こんなものなのかなと思い、食後、腹ごなしに周辺を散策していました。すると、丘をちょっと上がったところに展望スペースがあり、そこに一軒の店が...嫌な予感がします。案の定、そこには何台も車が駐車しており、店の中から人々の喧騒が聞こえてきます。

ええ、まさに、きのこ天丼の再来です。

店の名前は「間宮堂」。

それだけ覚えて、敗残者である我々はその日の宿泊場所である漁師の店(稚内駅方面なので宗谷岬から若干戻る。)へ向かうことにしました。

ちなみに展望スペースから宗谷岬を見下ろすとこんな感じ。

キタキツネなんかも普通にその辺を歩いていました。

漁師の店に到着すると、先客がいてどこかで見た覚えがあるなーと思っていると、向こうもそんな感じ。はっと思い出すと、北海道上陸初日、モーラップ樽前荘で一緒に泊まっていたライダーでした。その時は一言も会話を交わさなかったのですが、ここで色々と情報交換。

そして一緒に他のライダーとコンビニへ買い出しに行くと、突然、鹿が横切ります。市街地なのに本当に突然現れました。さすがの北海道です。

夕飯はこの漁師の店で出されるウニ丼(連泊した場合、2日目以降は別の丼になるらしい)を平らげ、夕食後、シャワーや風呂がないので、近くの温泉へ。(4km程離れているのでバイクで。みんな行くのかと思っていたら、一人だけ...)

温泉へ向かう直前に、オーナーから近隣が住宅街なので、あまり遅くならないようにと言われます。できることならエンジン音を無音にしてほしいと思っている私なので、そこは素直に受け入れ、さっと浴びてさっと帰ってくると、すでに他のライダーの方が集まってなんか結束してる感じでした。

まあ、温泉へ向かう時にある程度こうなっていることは予想はしていたので、一言二言交わして、買っておいたビールに口をつけます。途中、オーナーが登場し、なんやかんやで楽しい酒の席だったので、普段よりもちょっとだけ頑張りましたが、12時を過ぎた辺りで限界に。布団を敷いて寝ました。

ちなみに相方は酒が大好き。私が布団に入った後も他のライダーと談笑していました。思えば、この時がこのツーリングの旅で一番楽しいと感じている時間だったと思います。(相方が)

この日の走行距離:約160km

6日目 稚内~浜頓別~美深

この日の天候は雨。

漁師の店は朝食もついているので、食べながら今日の予定を考えます。雨が大嫌いな相方は、一応、仕事の関係でケツが決まっていたこともあり、行くべきか連泊すべきかかなり悩んでいましたが、いつまでも悩んでいるわけにも行かず、結局、11時頃になってようやく出発。

まず、昨日行った宗谷岬へ戻り、出発が遅くなったこともあってここで昼食。ちょうどいいので、前回、敗北の原因となった間宮堂へ行き、ホタテ醤油ラーメンを頂きました。美味しかったです。昨日食べたところが不味いというわけではありませんが、人が集まる理由をなんとなく理解。

そこで食べていると、漁師の店で一緒だった女性ライダーもやってきました。こっちの方が結構先に出たのに...、やはり初心者ライダーである私のチンタラ走行では、勝ち目がないということか...まあ、安全第一です。旅だからといって、いや、旅だからこそ、いつも以上の運転をしては危険です。いつも以上にチンタラしていきましょう。(後々、峠を下る際に遅すぎて逆に危なかったと相方に言われ、ちょっとだけ頑張ります。)

昨日のリベンジを果たした我々は、宗谷丘陵をスルーし(雨なので行ってもなぁ、という思いから)、雨のエサヌカ線でバイクを止めるこもなく突き進み(晴れていればすごくいいところっぽいが、雨...)、浜頓別まで行って内陸側へ切り込みます。

途中の道の駅で休憩をしていると、ようやく待ちに待った晴れ間が。相方のテンションが若干上がりつつあったが、ここで問題発生。今日は出発が遅れたこともあり、当初予定していた宿泊場所よりももっと手前で宿を探すことにしていたのですが、当てにしていたライダーハウスがまだやっていないようで、近隣の農家のおばあちゃんに聞くと、「去年はやっていたけど、今年はまだ大将来てないんじゃないかねぇ。」と教えてくれました。

教えてくれたおばあちゃんに感謝しつつ、こういう時、キャンプができたらいいなぁと本当に思いました。しかし、こっちはそんなキャンプ道具一式を置いてきたツーリング初心者たち。もうちょっと先まで進んで美深という町で宿を探すことに。しかし、この町にはライダーハウス的なものは見当たらず、ゲストハウスっぽいところも日曜で定休日(定休日とかそんなのあるの!?)で、仕方なく、駅前の民宿(しらかば荘)に泊まることにしました。

この旅で初のライダーハウス以外の宿です。素泊まり4,000円で関東に比べたら全然安いのですが、それまでがそれまで(ライダーハウスで宿泊費が格安)だったので、ちょっと割高に感じてしまいました。まあ、宿が確保できただけでも幸いですし、日程的に折り返し地点だったので、洗濯(乾燥機もあり)ができたのが良かったです。

夕飯はまた近くの居酒屋で摂り(いかゴロ焼きが美味かった。肝心の写真は撮り忘れる...というか、この日はバタバタしていたのでほとんど写真を撮っていなかった。)

宿に帰って相方と一緒に酒を飲んで、なでしこジャパンがどうのこうの...というニュースを見た後に明日の予定を決めて、寝ることにしました。

この日の走行距離:約190km

7日目 美深~斜里

今日は朝8時に出発。いい天気です。向かうは道東、知床方面。途中、オドメーターがジャスト5,000kmを表示していたので、バイクを止めてペシャリ。

美深から道道49号線を使って海側(雄武町)へ向かいます。

この道道49号は山間を縫って進みますが、対向車がほとんどおらず、私みたいなバイク初心者でもそこそこ安心して通れる峠道で、ちょうど季節だったのか、木々の隙間から漏れ出た太陽光が、ふわふわと浮かぶ綿みたいなのを照らし、その中へバイクで突っ込んでいく感じがたまりませんでした。海側の道が曇りや雨で芳しくなかったこともあり、なにげに今回のツーリングでのベスト道路になっています。道端でキツネが日向ぼっことかしてました。(なので、あまりスピードを出してはダメです。)

しばらくすると海沿いに出て、道の駅おこっぺで休憩。

今回は泊まりませんでしたが、この道の駅に併設されているライダーハウス。

車内を覗いてみましたが、なかなか良さげでした。

昼食は北勝水産でホタテバーガーなるものを食べようと思っていましたが、残念ながら、今はやっていなかったみたいで、ちょっと戻って道の駅サロマ湖で昼食を摂ることにします。

ホタテカレーセット(ホタテカレーとそば)を注文。

悪くはないんですが、道の駅での食事はなんかちょっと違う...ホタテバーガーに期待していただけにちょっと残念でした。

そして、そのまま海沿いを進みますが、昼食後で眠たくなってきたのでしばしの休憩。

15分くらい休憩して再出発。目的地であるクリオネキャンプ場まで辿り着きました。

入口が砂利で、ちょっとこけそうにw

受付を済ませて荷物を置いた我々は、先客のライダーに軽く挨拶をした後、翌日の天候が微妙だったこともあり、晴れている今日の内に、天へと続く道なるツーリングスポットに行きます。走行中は分かりませんでしたが、曲り角にバイクを止めて振り返ると納得。

キャンプ場に帰る前に夕飯を食べようとして、二軒ほどよさげな食事処を回りましたが、営業時間外や定休日。どうしようかとフラフラ走っていると、小野寺食堂という看板を見つけ、なんとか夕食にありつきます。どこにでもある定食屋という感じで、北海道らしさはありませんでしたが、焼き肉定食を普通に美味しく頂きました。

この後、キャンプ場に戻って、私が敷地内に併設された温泉に入って出てくると、 偶然というか必然的というか、モーラップ樽前荘、漁師の店と一緒だったライダーが相方と話していました。 漁師の店で連泊していたはずなのに... どうやら、こちらが2日かけてきた行程を1日ですっ飛ばしてきたようです。 同じ北海道ツーリング初心者なので、泊まるライダーハウスも似たり寄ったりになるみたい。

まあ、そんなこともありつつ、他のライダー(このキャンプ場が若者優先という方針だったからなのか、宿泊者も若い人が多い。)とそこそこ談笑しつつ、いつも通り(になりつつ?)な感じでビール飲んで寝ました。

この日の走行距離:約300km

8日目 斜里~知床・羅臼

天気予報では晴れ。なのに、雨降ってる!!これが北海道なのか...と思いつつ、早々に連泊を決意します。雨の日特有の相方のダウナーな気配を感じた私は、ソロで知床半島を回ってくることにしました。

出発の前に朝飯を。カップ麺とカップ焼きそばを購入。ここで初めて見るカップ麺が。

購入する時、キャンプ場で受付していたお姉さんも「こんなのあったんだ...」と一言。いやいや、あなたは知っとかないと...とは胸の内。

朝食後、走っていればその内に雨もあがるだろう。そう考えて出発し、オシンコシン滝に立ち寄ります。

朝知ったのですが、クリオネキャンプ場にはゲストハウスもあり、そちらに漁師の店でご一緒したニンジャ乗りも泊まっていたみたいで、その方とこのオシンコシン滝でばったり。

先にキャンプ場を出発したはずなのに後から来たので尋ねてみると、前日に行った天まで続く道で写真を撮っていたとのこと。その写真を見せてもらうと、しっかりと自分のバイクと一緒に写っていました。これを見てちょっと後悔。(なぜ私はバイクと一緒に撮らなかったのかと...。やっぱり、日頃から意識していないとついつい忘れちゃいます。とくに料理の写真とか...)

ニンジャライダーとはそこで別れ、知床峠へ着く頃には、雨が上がり、普通に晴れていました。

峠をちょっと下りたところでもペシャリ。

峠へ向かう途中、先に知床五湖へ向かいましたが、駐車料金がかかるのと、駐車場から湖まで結構離れていること、そして4つの湖はガイドを付けないと行けないとパーキングのおばちゃんに言われ、泣く泣く引き返し、また途中にあるカムイワッカの滝へ行く道は13kmほどのダートが続くようで、行かずにそのまま知床峠へ向かいました。(この判断が良かったかどうかは微妙ですが、ちょっと後悔することになります。)

峠を下りた先の道の駅「知床・らうす」で煙草を吸おうと場所を探していると、樽前荘、漁師の店、クリオネキャンプ場と一緒になったライダーとばったり。二人とも昼食がまだだったので、樽前荘で一緒になったライダーの方に勧められた「浜っ子やまちゃん」へ共に向かうことに。

今回の旅でその後も一緒になることが多かったこのライダー、乗っているのバイクはカワサキのZ1(かなり改造してる)です。そんなバイクの前を自分のZ250が道案内として走るのですが、いやー、本当に前走っちゃっていいのかなぁ、とドキドキ。傍目には煽られているように見えるんじゃないかしら(笑

しかもこのライダー、グローブが見当たらなかったからと素手で運転していました。完全防寒装備中(レインウェア含めてズボン3枚、上着5枚、グローブは当然冬用)の私としては、『まじかよ!! すげぇ。これが本当のバイク乗りか...』と感嘆。

そんなことがありつつ、「浜っ子やまちゃん」へ到着。昼時を過ぎてしまったためか店内は自分たちだけ。一人じゃなくて良かったとホッとします。

毛ガニ、きんき、ホタテ、つぶ貝、カニ汁と注文すると、おまけにサーモンのカマをつけて貰いました。

毛ガニの解体の仕方が分からず、お店のお姉さんに頼むと、あれこれといい意味での悪態をつかれながら解体してくれます。いや、しかし本当に美味しかったです。ただ、ライスではなく、ビールが飲みたかったぁー!

ここで忘れてはいけないのが、お土産の配送。樽前荘で教えてくれた高齢のライダーの方から、ここに行くならお土産を配送してもらうのがいいよ、と事前に聞いており、1万円分のセット(送料は別途2,500円)を頼むと、大将や店の方から2万円分は入れて送るから安心しなよー的な感じで言われます。

お土産は実家に送ってしまったので私は実際の中身を見ていませんが、後日、北海道ツーリングから横浜の自宅に戻ると、受け取った実家の方からなんか一杯入ってる...的な電話が。自分の家にも送ればよかったとちょっとだけ後悔。

腹が満たされた我々は、そのまま野付半島の先端まで一緒に行き、そこで解散することに。

同じ連泊者なので戻る方向も同じでしたが、この日は台風張りに風が強く、風防なしの私のバイクではチンタラどころの話ではありません。ってか、まじで風が強すぎです。向かい風が強すぎて走行中にヘルメットが飛んでいきそうな不安に襲われます。誇張でもなんでもありません。道中、市街地の道路脇に植えてある木が倒れていたし、横からの突風で頻繁に1メートルほどバイクがぶっ飛ばされます。

さらには途中から雨も降ってきて寒さもましていき...なんというか、昼間の天気が嘘のように変貌していきました。先に出発していたZ1ライダーの方も同じ目に合っていたようで、二人とも無事に帰れて本当によかったです。

その日は本当に寒く、若い集団の一人が薪ストーブ使っちゃいましょうと言い、だべり小屋の薪ストーブに火を入れようとします。薪ストーブが物珍しかった自分は、珍しくも率先して手伝いました。いやー、むちゃくちゃ温かかったです。

このだべり小屋で、他のライダーの今日のツーリングの成果を聞いていると、私と同じく知床半島を回ってきたねえさんが熊を見てきたとのこと。写真を見せてもらうと確かに熊が...。場所はカムイワッカの滝へと続くダート道の途中。そうです。ヘタレな私が入口で引き返したあの道です。行けばよかったと思いつつも、行ったら行ったでクマ除けの対策とかまったくしてなかったので、危なかったのでは...。でも、見たかなったなぁ、と。まあ、怖いもの見たさってやつですね。今度行くときは必ず対策して行きますけど。

このクリオネキャンプ場には薪ストーブやらなんやら色々と設備がありますが、だべり小屋には数多くの漫画が用意されています。漫画読むだけで1週間以上は過ごせるな...と思うほどの品揃え。海が近いので釣りもでき、ちょっと落ち着きたい日はゲストハウスに泊まるなんてこともできそうで、本当にいいところでした。

ただ、注意書きが異常に多いです。過去になんか色々あったんでしょうねぇ。まあ、マナーを守って利用する分には問題ないのでおすすめです。

この日の走行距離:約220km

9日目 斜里~屈斜路湖

この日は出発前に同じ宿泊者のライダーと集合写真をとりました。そのため出発時間がちょっと遅れてしまいましたが、急ぐ旅でもなく、天気もよかったので、のんびりしてから朝飯を食べに出発します。

キャンプ場に宿泊していたライダーから、じゃがバターととうもろこしが美味い店を聞いていたので、相方と前日に野付半島までご一緒したZ1ライダーの3人でそこへ向かいます。

...のんびり、というか、ちょっとぼんやりしてました。左に曲がらないといけない交差点を通り過ぎてしまいそうになり、思わず急ブレーキ。私が先頭を走っていたため、後続のライダーがあわや...という事態。天気がいいからと言ってぼんやりしてはいけません。あと、面倒だったのでナビを目視だけで確認していたのがいけませんでした。できることならちゃんと音声案内も聞けるようにしておきましょう。

そんなことがありつつも、無事にじゃがいも苑に到着。

念願のじゃがバターとトウモロコシです。

食事後、次の宿泊先を予約し(Z1ライダーも同じ場所で立て続けに予約の連絡)、Z1ライダーとはここで一時お別れした後、相方と二人で観光スポットを巡ります。

◆サクラの滝

マスが滝を登っている光景が見れるそうですが、私たちが行くと、ザー...ザー...ザー...ピョーン...ザー...ザー...ザー...ピョーン...ザー...ザー...

...そんな感じでした。

ちなみにさっきお別れしたばかりのZ1ライダーと行く途中の道ですれ違いました。(考えることはだいたい似たり寄ったりみたいです。)

◆神の子池

一部分だけ水が青く透き通っていて綺麗でした。でしたが...正直、そこまで感動はせず。(駐車場まで1,2kmほどのダート道)

◆裏摩周湖展望台

裏というだけあり、木々が邪魔をして、あまりいい展望ではありませんでした。

ここらで昼食を摂ることにします。向かったのはグリーンヒル多和。ツーリングマップル2015でランチがおすすめ、と書いてあった場所です。お値段はそこそこしますが、なかなかお洒落で思っていたよりもボリューミー。(注文したのは星空の黒牛トマト煮...だったかな。)

ついでに間食用としてくるみパンも購入します。

食後の運動に、牧場をちょっと散策。

この牧場、「地平線の見える大牧場」というキャッチコピー持ちです。

デザートは摩周湖のあいすでソフトクリーム。

ついでに裏摩周湖展望台ではいい写真がとれなかったので、摩周湖第三展望台へ。(第一展望台は駐車料金がかかるのでスルー...)

宿泊先までの道中、硫黄山があり予定していなかったが立ち寄る。

ただ、ここの駐車場は有料で、駐車券は摩周湖第一展望台との共通券となっている。前日、キャンプ場にいたライダーに聞いていたが、すっかり忘れていた私。ここで駐車料金を払うのだったら、第一展望台にも行っておけばよかった...と後悔。

硫黄山の土産物屋で自分用のお土産を購入し、宿泊先である「レストランぽんと」に向かうと、そこで先に到着していたZ1ライダーと再び合流。さあ、一緒に酒を...の前に、相方と二人で温泉に向かいました。

一番近い温泉は休業中(定休日だったか...)らしく、その次に近いコタン温泉(無料)へ。野外にポツンと存在する小さな露天風呂。最初は本当にここでいいの?と、相方と目で探り合うほど、その辺にポツンと存在している感じ。

ただし、この露天風呂から見える景色は素晴らしかった。

ドライヤーとか洗面台とかそんな気の利いたものは一切なし。外で髪を自然乾燥させるしかありませんでしたが、虫が多くて、乾きもそこそこに宿泊場所へ戻ります。なお、この温泉でまたも顔見知りのライダーと出会いました。聞くと宿泊場所も同じみたい。この旅では結構な確率で、同じライダーと出会ったりすれ違ったりしました。

晩飯は宿泊先でカツカレー。

ビールもそこそこに今日は早く寝ます。なぜなら...

この日の走行距離:約100km

10日目 屈斜路湖~帯広

今日の朝がめちゃくちゃ早いからです。3時に起床。前日の夜に打ち合わせた通り、3時半には津別峠へ向かいます。目的は峠から見ることができる雲海。Z1ライダーを筆頭に相方、私と続いて峠を登ります。

熟練した二人のライダー。さすがに速い速い。...というか私が遅いです。日頃から慣らした私のチンタラ走行では、追いすがるのがやっと。ってか、最後の方はまあ、一人だけゆっくり登りました。頂上までは迷うような道でもないので、安全第一。能力以上の運転はしません、というかできません。

津別峠の頂きに到着すると、そこには先客がパラパラと。

日の出までまだ時間がありそうだったので、ちょっと周囲を散策し、戻ると、すでに太陽が...

まあ、いつもタイミングが悪い私のこと。こんなことは日常茶飯事です。気にしてもどうにもならないことは先刻承知済み。雲海、日の出と写真を収め、満足した私たちは宿泊先へ一旦帰ります。

まだ時間が早いのでもう一回寝る選択もありましたが、そこまで眠くなかったので、今日の予定を考えようとツーリングマップルを...あれ...あれれ...困ったことにどこにもありません。ツーリングマップルのツの字も見つかりません。

前日に訪れたグリーンヒル多和では確実にあったので、そこに置いてきてしまったのか...旅の終盤で私と相方は羅針盤を失ってしまいました。まあ、序盤ではなく終盤だったのでよしとしましょう。深く考えても失ったツーリングマップルは戻ってきません。そんなわけで、他のライダーのマップルをちょっと見せて貰ったりして、一応、スポット的なところをメモしておきます。

Z1ライダーの方とはここでお別れ。今回の旅ではもう会うことはないかなぁ...とか思っていたら、帰りのフェリーも一緒になります(笑

そして9時頃、次の目的地に向けて出発。目指すは帯広。まずは阿寒湖方面へ向かいます。出発前に給油をしたかったのですが、道沿いにあるだろうと安易に考えてどんどん進んでいくと、だんだんと民家もなくなっていき、さらには峠道へ...

相方にガソリン大丈夫か確認するため、しばし休憩。

峠道では通信圏外でナビも反応しなくなり、ちょっとひやひやしました。

峠を下るとガソリンも給油でき、途中の道の駅「足寄銀河ホール21」で休憩。ちょっと小腹が空いたのでパンを買って食べました。今、思えばこれがトドメでした。

道の駅を出発して30分ほどすると、突然の睡魔が...天気は快晴でポカポカ陽気、雲海を見るための今朝の早起きがダメージとして蓄積され、そこへトドメのパン。この旅で一番の睡魔に襲われ、一瞬意識が飛んでしまいそうになり、思わず、道路脇にバイクを停車しました。どうやら相方も同じような状態だったらしく(ミラーで確認したら若干ふらついていた)、停車して正解。

20分くらい休憩して、また眠くなったら休憩することを相方に伝えて再出発します。以降は休憩をとらずに、なんとか帯広まで辿り着けました。

帯広市場で昼食(特大えび天丼)をとりつつ

早めに宿泊場所へ行って眠りたかった私は、昼食後に連絡。今からでもチェックイン可能とのことですぐに向かいました。

向かった先、今回の宿泊場所は「ライダーハウス&カフェ Pit」。訪れると、まずは可愛いらしい猫たちが出迎えてくれます。(犬もいましたが、猫好きな私にはアウトオブ眼中。)

撫でてあげると気持ちよさそうに顔を細めます。(写真、撮り忘れたぁー!)

あー、猫飼いたい、猫といたい、猫を持って帰りたい。

そんな思いを押し殺しつつ就寝(昼寝)。

私がくたばっている間、相方は帯広の市内を散策していたようです。3時間ほど寝た私は17時過ぎ頃に起きて、何をするでもなくぼんやーりした後、近くのジンギスカン屋に相方と晩飯を食べに向かいました。

このジンギスカン屋(有楽町)、メニューは豊富とは言い難いですが、安くて美味くて最高でした。(例によって写真を撮り忘れる...)

食後、宿泊先に戻って、他のライダーと飲みになるのかなぁと思っていましたが、何人かいるはずの宿泊者は誰も共用のスペースには現れず(市内に出かけていたっぽい)、この夜は、この旅で恒例になりつつある、相方と二人での飲み会となりました。

この日の走行距離:約210km

11日目 帯広~苫小牧

さあ、北海道ツーリングもこの日が最後。向かうは苫小牧フェリーターミナルです。

北海道へ来た時の深夜便フェリーは待ち時間や売店などの設備が微妙だったので、帰りは夕方便を予約しました。15時から乗船手続き開始だったので2時間くらいは余裕があるものと思い、途中でパークゴルフでもしようと相方と決めます。

ツーリングマップルを紛失しているので、ざっとスマホで苫小牧フェリーターミナルへの道すがらにできるところがないか調べ、いざ、出発します。

その前に前日に訪れた帯広市場で朝飯。(日替わり市場定食(ラーメンライス))

そうして向かった先は「日高ケンタッキーファーム」。...が、しかし、ここだいぶ前(2008年)に閉園していました。

どうしよう...バイクを止めて途方にくれる私たち...

まあ、どうしようもないので、とりあえずフェリーターミナルに向かいます。

パークゴルフはなかば諦めつつ、時間も時間だったので、フェリーターミナル近くの「ぷらっとみなと市場」へ赴きます。

到着すると結構な賑わいで、なにを食べようかとふらふらと物色し、結局、一番広そうな店舗(店名忘れた)へ。

北海道最後の昼食。注文したのはホッキ丼です。

昼食後、フェリーターミナルで乗船手続き開始まで時間を潰していると、ここでZ1ライダーと再び合流。明日のフェリーで帰る予定と聞いていたが、予定を早めたとのこと。(ちなみにこのZ1ライダーも私と同じようにツーリングマップルを失くしていました。北海道ツーリング初心者ライダーが必ず通る道なのでしょうか。)

せっかくなので、相方含め3人でだべりながら、フェリーターミナル内のレストランで食後のデザートなんかを頼んで時間を潰します。

そうこうしていると時間が来て、乗船手続き開始。バイクを移動してまたしばらく待ちます。乗船開始の案内があってバイクを置いている場所へ戻ると、すごいバイクの数でした。(来るときは10台ちょっとでしたが、今回は30台以上はいた。)

そしてフェリー乗船後、相方と晩飯(フェリーのビュッフェ形式の夕食)を食べ、北海道に別れを告げます。

その後は風呂に入って、相方、Z1ライダーと一緒に酒を呑んでから、眠りにつきました。

この日の走行距離:約210km

12日目 大洗~横浜(自宅)

とくに急ぐ必要のない朝。朝8時くらいまで眠った後に朝食。(この辺りは写真をとる必要性も感じていなかったが、帰って記事作成していると、やっぱり画像ほしかったと後悔。)

9時から船内で映画上映(ルパン三世の実写)。とくに見たかったというわけでもないが、暇だったので鑑賞する。以前、この映画の批判的な記事を見かけた覚えがあったが、実際に見てみると思っていたよりもよくできていた。

映画鑑賞後、甲版に出て、Z1ライダーが一服していたので、私も一服。相方も合流後、3人でだべっていると大洗の港が見えてきました。

下船後、この旅で共に旅することが多かったZ1ライダーと今度こそのお別れ。

そして相方と私は来た時と同じように高速に乗って、と思ったら、ちょうど走行距離が6,000kmだったので、相方が高速の入口でモタついている間にペシャリ。

さあ、いざ、首都高へ...の前に守谷SAで休憩します。

暑い。ひじょーに暑いです関東。とくに北海道から帰ってすぐだと、この関東の蒸し暑さは異常に感じてしまいます。ただ、進まなければ家に帰れないので、大勝軒のつけめんでエネルギーを補充。

最後の力を振り絞って出発します。予想通り、首都高は渋滞していました。そして後ろから煽ってくる車もチラホラ。追い越し禁止でいいのでバイク専用レーンを作ってくれればこんな目に合わないのにと嘆きつつ、そろそろ東京だけでも車を所持する場合はお金がかかるとか制限かけないとパンクするんじゃないかと、どうでもいいことが頭をよぎります。それに東京オリンピックとかどうするんでしょうね。今のままでいけるんでしょうか。満員電車とかもどうにかしないと、運が悪い日本に来た外国人は二度と日本に来ないと思うのですが...

まあ、そんなことはさておいて、途中で相方と別れた私は、無事に家に帰り着くことができました。

長い間家を開けて久々に帰ると、なんだか新鮮な気分になりますね。翌日にはいつも通りな感じでしたけどw

この日の走行距離:約150km

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