FAZER25にTANAXのキャンピングシートバッグ「MFK-102」を取り付け
FAZER25を購入した一番の目的はキャンプツーリングをしたかったからで、それは以前に乗車していたZ250の時にやり残してしまったことでもあります。
そんなわけなので、TANAXのキャンピングシートバッグ MOTOFIZZ「MFK-102」を購入して、FAZER25に取り付けてみました。
キャンピングシートバッグ「MFK-102」
購入はいつものようにAmazonでポチりました。自宅に届くとその梱包されたダンボールの大きさに驚きます。
箱を開けると、ダンボールの3分の2くらいは空洞でした。
箱から取り出してビニールを剥ぎ取ります。
説明書。
とりあえず組み立ててみます。
事前にYoutubeで組み立てる工程を確認していたので、そこまで悩みませんでしたが、初見だったらどう組み立てればいいのかすぐには分からなかったと思います。
付属品はレインカバー、ショルダーベルト、固定ベルト、荷物の前ズレを防止するセフティベルト、バッグを外した際のベルトを連結するためのバックル。
持ち運び用の取っ手も頑丈そうなのがついています。
両サイドには小物入れがついていて、片方は着脱が可能です。
取り外しできない小物入れの方にレインカバーや余ったベルトなどを収納するような使い方になるかと思います。
飲料用ペットボトル(500ml)を収納できる袋も付いていました。
荷物は両サイドまたは上部からのアクセスが可能となっています。実際に荷物を入れてみるとこんな感じです。
これ以上は荷物が入らない、そんな時でもバッグを横に拡張できたり(両サイドを10cmずつ拡張可能で、収納力が59Lから75Lにアップ)、バッグの上にさらに結構な量の荷物を搭載可能な収納用の袋があったり、外側にはゴムバンドやDリングなど荷物を容易に固定できる部品が取り付けられているので、万が一の時も安心の積載能力です。
最後にレインカバーを被せてみました。
TANAXのMOTOFIZZブランドのシートバッグはいくつかありますが、その中の布生地ベースであれば一番大きなサイズになるかと思います。
ワンサイズ下のフィールドシートバッグ「MFK-101」とどちらを買うか悩みましたが、「MFK-101」だとテントやローチェアなど積載したいものが全然載らなさそうだったので「MFK-102」の方を選びました。
MFK-102購入前にいくつか手頃な値段のボストンバッグで試してみたりしたのですが、サイズはよくても生地が薄っぺらくて不安だったり、多少頑丈だとしてもバイクにどうやって括り付ければいいのか、ということで頭を悩ませてくれたりするので、そういったことで時間を取られたくなかったり、安物買いの銭失いといったことを避けたいキャンプツーリング初心者であれば、今回のようなバイク用のシートバッグを購入することを強くお勧めしたいと思います。
今回購入した「MFK-102」は、生地や取っ手が頑丈でバイクとの固定が容易、さらに積載能力がすこぶる高いと、キャンプにはうってつけのシートバッグであることは間違いありません。Amazonのシートバッグカテゴリでこれがベストセラー1位なのは納得の順位です。
FAZER25への取り付け
FAZER25へのシートバッグ「MFK-102」取り付けですが、そのまま取り付けたらかなりバランスが悪くなるので、最初に土台となるサイドバッグ「MFK-135」を取り付けます。こちらもTANAXのバイク用のバッグとして販売されているもので、Z250で北海道ツーリングをした時に購入したものを今回は流用します。
サイドバッグ「MFK-135」の取り付けは、リアシートを外して行います。
かなり久しぶりでしたが、とくに迷うことなくサイドバッグを取り付けることができました。結構いい感じです。
FAZER25はZ250と比較するとシートの幅はメインとリアともに広めで、そのおかげでサイドバッグの取り付けは容易でした。
そして肝心のシートバッグをこの上に搭載すると、以下のようになります。
真横から。
後ろから。
バッグ取り付けの際にリアのタンデム用のグラブバーを取り外さないとダメかと思いましたが、やってみるとむしろ必要で、サイドバッグやシートバッグはこのバーがあるからこそ安定した取り付け・固定ができるようになっていました。
さすがのツアラー仕様ってやつでしょうか。
また、バッグの固定方法ですが、前側はタンデム用のステップ固定バーに括り付けることができますが、後ろ側は荷掛けフックがないので、テール中間の金属部分に括り付けることで固定が可能でした。ナンバープレートにプレートフックを別途購入して固定することも考えましたが、ナンバープレート自体がプラスチック素材を挟んで装着されているため、強度に不安があったのでこの方法がベストだと思いますが、実際にツーリングしてみて固定が甘いようであれば、プレートフックの購入を再検討したいと思います。
最後にミラーの後方視認性ですが、シートバッグの端がちょっと映るくらいで、そこまで後ろが見ずらいということはありませんでしたが、シートバッグの両サイドを拡張したら結構見え難くなるものと思うので、その際は運転に注意が必要ですね。