コミック「転生したらスライムだった件」が面白い件
時々、Amazonのkindleコミックのランキングをチェックして有料・無料問わずに面白そうなものがあれば購入して読んでいますが、ここ最近で一番面白いと思ったのが「転生したらスライムだった件」でした。
読書継続中の作品には、「キングダム」「ヴィンランド・サガ」「ベイビーステップ」「ヒナまつり」といった作品や他にもたくさんあり、そのどれもが面白い作品ですが、今、タイムリーで一番面白いのは「転生したらスライムだった件」なので、この作品についてちょっと紹介します。
目次
- 世界観や作品の感想をちょっと
- 原作や巻数について
- コミックの最新刊について
- 余談
世界観や作品の感想をちょっと
なるべくネタバレはしたくないので詳しい紹介は避けますが、タイトルに「転生」や「スライム」といった単語があることから連想されるように、この「転生したらスライムだった件」は異世界転生モノです。
最近はラノベやコミックで転生して異世界に行く作品が本当に多いですよね。
アニメなら「この素晴らしい世界に祝福を!」や「幼女戦記」といった作品が記憶に新しく、すべての作品を確認したわけではありませんが、その中でコミックという括りなら、この「転生したらスライムだった件」は間違いなく上位3作品に入ります。
また、物語が面白いのは当然だとしても、登場キャラやそのキャラが着ている服装など、その他諸々が丁寧に描かれている点も素晴らしく、巻末に収録されている書下ろし小説もコミック本編を補完するような形で掲載されているので、併せて読むことで面白さが倍増します。
原作や巻数について
「転生したらスライムだった件」の原作は最近よく聞くWEB小説で、そのWEB小説をもとにして大幅に改訂した小説が「GCノベルズ」から刊行されています。
現在、GCノベルズの小説は10巻まで出版されていて、その小説をもとにしたコミック版の最新刊が5巻となっており、その5巻でちょうど「森の騒乱編」が終わったので、コミック5巻分が小説の2巻分に相当します。
となると、小説の3巻以降がまだコミカライズされていないことになるので、アニメ化された作品のほとんどが原作のストックがなくなって途中で終わっていく作品が多い中、アニメではなくコミックではありますが、この「転生したらスライムだった件」のコミックについては、原作のストックが尽きそうだというような心配はいりません。
現在、コミックの刊行ペースは年2~3冊となっていて、小説は小説で面白いでしょうが、個人的にはできればコミックで読みたいと思っているので、小説に手を出してしまいそうになるのをグッと堪えていますが、いつまで持つか...といった感じです。
コミックの最新刊について
記事を書くにあたりAmazonで検索したら「転生したらスライムだった件」の最新刊6巻が12月に発売されるようです。
1週間以上先ですが、今から楽しみで仕方がありません。
余談
ところで、最近、急に異世界転生モノの作品を見にすることが多くなりましたが、なぜ、こうも増えたのでしょうか。
単純に主人公が異世界に行ってしまう作品はこれまでにも多く刊行され、その中から多数の名作が生まれ、相反するように名作でもなんでもない作品が数多く生まれています。しかし、現世からの「転生」といった形で異世界に行く作品は、本当にここ最近という印象です。
実際には小説が先なので、もっと前から「転生」モノが流行っていたわけで、アニメ化やコミカライズで一気に一般消費者の目に触れるようになったのが、ここ最近といった流れなのだと思いますが、本当に一気に来たという感覚です。
急速に転生モノが増えた理由は分かりませんが、一つの懸念として、急速に広まったものは廃れるのも早く、この「転生」モノについては今が旬という言葉がふさわしく感じるので、読もうかどうか迷っているなら今の内に手を出しておいた方がよさそうです。