インドア派なオタクが車(N-VAN)を買ってみて思ったこと
最近の若者は車に興味がない、そういう話をよく聞き、私も自転車があれば十分と考えている人間でしたが、車中泊をしたくて車(N-VAN)を買ったら、車があるとかなり便利なことに気が付きました。
車を購入してから1年以上が経過したので、買ってみて良かったことを紹介したいと思います。
目次
- ドライブスルーが便利すぎる
- 行動範囲が一気に広がる
- 移動するための道具ではなく別荘としての価値
- キャンプなら車がそのまま寝床になる
- 車は防災グッズ
- 所有する際のコストについて
- 最後に
ドライブスルーが便利すぎる
行動範囲が一気に広がる
車があると行動範囲が一気に広がります。
車を所有するようになってから、遠くにあるスーパーや弁当屋をよく利用するようになりました。
平日は近くのスーパーで手早く買い物を済ませ、休日は遠くて行くことができないスーパーや弁当屋に寄って、いつもとは違う食材や惣菜を購入する、といった、ただこれだけのことで、日々の食事にいい意味で変化が生まれ、食事に対する満足度が高まりました。
とくに惣菜は、コロッケ一つをとってもスーパーによって味や食感が異なるので、買い物可能なスーパーが増えれば、その分、食事の選択肢も増えます。
いつも同じスーパーで、いつも同じ惣菜。変わり映えのしない味に慣れてしまって、飽き飽きしているのなら、行動範囲を見直すことで改善されるかもしれません。
また、ホームセンターなどでちょっと大き目の商品を購入する際、普段はAmazonでしか買わないようなものであっても、車があれば、その場で気に入ったものを購入して、そのまま持ち帰ることができます。
Amazonで十分といった面もありますが、実物を確認して購入することが可能ですし、なによりも選択肢が増えるのはいいことで、買い物をするのが楽しくなります。
移動するための道具ではなく別荘としての価値
車を所有してみるまで知りませんでしたが、車内は完全にプライベート空間です。
個人的に観光スポットに行ったり、ドライブをしたいといった欲求はなく、家の中でまったり過ごすことが大好きなインドア派なので、どこかに出かけるために車を購入したわけではありません。
車中泊のために購入したので、移動はついでです。
車内を車中泊できるようにした結果、思ったのは、駐車スペースが用意されていて近くにトイレがあれば、どこにでも設置可能な移動式の別荘としての価値があることでした。
自宅では主に2~3m四方のスペースで、パソコンやスマートフォンを扱っていれば満足する人間で、車内はそれに比べてちょっと手狭になりますが、同じようなプライベート空間を用意することが可能です。
余計なものをそぎ落とすことができるので、逆に集中力が高まるなんてことも。
新品のタイニーハウスが200万円以下で購入可能。中古なら数十万。そう考えると安く感じますね。
キャンプなら車がそのまま寝床になる
車は防災グッズ
所有する際のコストについて
車を持っていない人の一番の懸念は、購入の費用だけでなく、所有することでランニングコストがかかることだと思います。
税、車検、メンテナンス、ガソリン、保険といったように、所有するだけで色々な出費がかさむので、購入前は、私も車を敬遠していた最大の理由だったのですが、実際に所有してみたら、車を所有することには、それだけのコストを支払う価値がある、という意見に変わりました。
もちろんコストはできるだけ下げたいので、見合わなくなったら、手放すと思いますが、今のところ、その兆候はなく、上記のような用途であっても、今後も所有し続けたいと考えています。
最後に
最後になりますが、インドア派な私が車を所有して分かったのは、「インドア派な人間こそ、車を所有すべき」という点。
外に出かけたいから車を購入するのではなく、たまの気分転換で、外でインドアを満喫したいから、車を購入するのです。
アウトドアでインドアを満喫したら、気分転換になりますし、行動範囲が広がって食事の選択肢が増えれば、それだけで自宅でのインドア生活に潤いが生まれます。
車は移動するためのツールではなく、移動式の別荘。
電気自動車が広く普及する頃には、それが当たり前の認識になっていると思います。