小型ゲーミングPC(Core i3-10100F × GeForce GTX 1650)のベンチマーク比較
自作した小型ゲーミングPC(Core i3-10100F × GeForce GTX 1650)と、所持している他のパソコン(ノートPC)とでベンチマークのスコアを比較してみました。
目次
- ベンチマーク対象のパソコン
- ベンチマークソフト
- Geekbench 5
- CINEBENCH R23
- FF15 ベンチマーク v1.3
- 3DMark
- ベンチマーク結果の比較
ベンチマーク対象のパソコン
ベンチマーク対象のパソコンは以下の通りです。
モデル | 小型ゲーミングPC | Inspiron 14 5405 | IdeaPad S340 |
---|---|---|---|
メーカー | 自作 | Dell | Lenovo |
OS | Windows 10 Home | Windows 10 Pro | Windows 10 Home |
CPU | Intel Core i3-10100F | AMD Ryzen 7 4700U | AMD Ryzen 5 3500U |
CPUコア数 | 4コア、8スレッド | 8コア、8スレッド | 4コア、8スレッド |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1650 | AMD Radeon Graphics | Radeon Vega 8 Graphics |
メモリ | 16GB(DDR4 2666MHz Dual-channel) | 16GB(DDR4 3200MHz Dual-channel) | 8GB(DDR4 2400MHz Single-channel) |
ストレージ | 500GB(M.2、CFD、EG1VNE) | 512GB(M.2、Samsung、PM991) | 256GB(M.2、Western Digital、SN520) |
ベンチマークソフト
比較するベンチマークソフトは4つ。
- Geekbench 5(CPU、Compute)
- CINEBENCH R23
- FF15 ベンチマーク v1.3
- 3DMark
以下、各ベンチマークのスコアをグラフにしたものになります。
Geekbench 5
CINEBENCH R23
FF15 ベンチマーク v1.3
3DMark
ベンチマーク結果の比較
ベンチマークの結果を比較して思ったのは、CPUのスコアがデスクトップとノートでそこまで変わらないことでした。もちろん、ノートの上位CPU(Ryzen 7 4700U)とデスクトップの下位CPU(Core i3-10100F)という違いはありますが、それでも個人的にはデスクトップの方がスコアは上だろうと勝手に思い込んでいたので、この結果は意外です。
同レベルのCPUとの比較記事はよく見かけますが、デスクトップとノートの比較はほとんど見ないのと、最近のCPUはマルチコア化によってスコアを伸ばしているので、それが原因だと思います。
GPU関連のベンチマークスコアについては、さすがにビデオカードを追加したゲーミングPCがノートPCの内蔵GPUを遥かに上回っています。GeForce GTX 1650の場合、Radeon系の内蔵GPUと比較して3~4倍の性能といったところでしょうか。内蔵GPUではまともに動かなかったFF15ベンチが軽快に動作します。
原神についても内蔵GPUでは画質「低」で30FPSギリギリでしたが、GeForce GTX 1650なら、画質「高」であっても60FPSに張り付いて動作していました。(原神の動作チェックの詳細についてはまた別の記事で紹介します)
総評になりますが、個人的な用途としては十分な性能です。
ノートPCだとゲームプレイ時にファンがめちゃくちゃ唸って煩かったので(プレイに集中すると気にならなくなりますが)、それが和らいだのが一番の良ポイントだったりします。
折角なので、ゲームマシンとしてだけではなく、動画編集にも手を出してみたいですね。