2020.11.23

3ヶ月間フルリモートで働いてみて感じた7つのこと

フルリモートで働ける仕事を探していて、ちょうどその仕事が舞い込んできたのが夏頃。一度も会社に出社せずに3ヶ月ほど働いてみたので、感想などを述べていきたいと思います。

目次

  • 通勤について
  • デスクとチェアについて
  • 騒音について
  • 室温について
  • 昼食について
  • コミュニケーションについて
  • リモートツールについて
  • 全体的な感想

通勤について

以前は電車通勤でしたが、リモートワークの最大の利点といっていいのが、この電車通勤をしなくて済んだことでした。場所によっては往復3時間かかっていた移動時間がゼロになり、通勤で消費されていた時間を自分がやりたいことに充てることができます。

満員電車は現代社会のストレス発生装置なので、これを利用しなくなったという点だけでもリモートワークをやる価値はあります。

デスクとチェアについて

自宅で作業する際、意外と重要なのは作業時の姿勢です。

社内で働いていた時は会社が用意したものをそのまま使うので、そこまで意識したことはないかもしれませんが、長時間イスに座って作業する場合、広めのデスクと自分に合ったイスの存在は欠かせません。

以前、安物のイス(3千円前後)に長時間座っていた時は、腰を痛めて、しばらくはその痛みに耐えなければなりませんでした。

また、どんな快適なデスクやイスを使っていたとしても適度な運動は必要で、1日に1回、最低30分以上は外に出て運動(散歩程度で十分)をすると、その日の体調が良くなります。

騒音について

社内で働いていた頃、近くに座っていた社員の声が大きくて、集中して作業していた時に邪魔されることが多かったですが、リモートワークであれば、そういったことを気にする必要はありません。

ただし、自宅は自宅で、近くで工事をしていたり、車・バイクの走行音、さらには通行人の話し声といったものが聞こえてくるので、集中したい時はスマートスピーカーでホワイトノイズを流したりすると作業が捗ります。

室温について

ブログで何度か言っていますが、私は極度の暑がりです。

夏は冷房が弱く感じ、冬には暖房が効きすぎて、社内で一人だけ、1年中、扇風機を回していたので、周りから常に白い目で見られていました。

そのため、扇風機を回すのを躊躇うことも多かったのですが、リモートワークではこういったことも気兼ねする必要がなく、室内の温度を自分に合った気温に設定することが可能です。

室温というのは作業をする上でかなり重要で、快適な温度であれば集中しやすく作業スピードが向上します。

昼食について

自宅の周辺は住宅街で、外食する場合は2~3軒しか候補がなく、コンビニはすぐに飽きてしまうので、自炊することが多くなりました。

凝ったものを作ろうとすると昼の休憩時間がなくなってしまうので、作るとしても基本的には簡単なもので、作るのが面倒な場合は前日にスーパーで買っておいた惣菜で済ませたりしています。

最初は食器を洗ったりするのが面倒でしたが、そこは慣れで、今では食事も洗い物もさっと済ませて、残った時間はスマホゲームに費やしています。

コミュニケーションについて

コミュニケーションはハッキリ言ってチャットツールで十分です。というか、むしろチャットくらいの距離感がちょうどいいと思うようになりました。

実際に会って喋ったりするのはお互いの距離が近すぎて、近いがゆえに礼儀を欠いた行動やすれ違いで微妙な関係になることが多かったように思います。

また、チャットツールを使う最大の利点は、投稿した内容がログとして残ることです。実際に会って話していた時は、話していた内容を忘れて、あとで聞き返すといったことがありましたが、チャットでやり取りしていれば、聞き返さずに検索すれば終わりなので、手間がかかりません。

報告・連絡・相談もチャットに投げてしまえば全員に周知できて、一度で内容を共有できるので、非常に便利です。

リモートツールについて

リモート作業の方法としては、①自宅マシンのみ、②仮想デスクトップ、③自宅マシンから会社のPCを遠隔操作、の大きく分けて3通りあるかと思いますが、私がやったのは③の自宅マシンから会社のPCを遠隔操作するパターンのやつでした。

会社が使用していたのはRemoteViewというツールで、やる前は、レスポンスなどで使い物になるレベルなのか?という不安がありましたが、実際にやってみるとレスポンスは許容範囲内で意外と使えるレベル。

デュアルディスプレイには対応していないものの、テキストエディタやチャットツールは自宅マシン側で使えるので、そこまで困りません。

また、打ち合わせやレビューで、同じ画面を見てやりたい場合もチャットツールで画面を共有することが簡単にできるので、慣れたらリモートの方が楽です。

全体的な感想

さて、時々のリモートワークではなく、”フル” でのリモートワークを3ヶ月に渡ってやってみた感想ですが、一言で表すと超快適という言葉で伝わるかと思います。

社内でずっと働いていた人がいきなりフルリモートで作業すると寂しさに耐えられない、といったこともあるかと思いますが、そこはハッキリ言って慣れなのでどうとでもなります。私の場合、元々、フルリモートでの仕事がしたくて、自宅の環境などを整えていたこともあってか、そこまで意識せずにスムーズに移行することができました。

そして一度慣れてしまったら元に戻ることはできない、それがリモートワークです。

元々、同じ場所にメンバーが集まって仕事をするようなスタイルは、それが仕事をする上で一番合理的だったからだと思いますが、技術の進歩によって、どこからでも作業ができるようになったのであれば、そちらの方が便利なので、リモートワークが働き方として定着するのも当然ですね。

そんなわけで、リモートワークないしフルリモートは最高だった、という話になりますが、時間に余裕ができて、睡眠も十分に取ることができるようになったので、これを機会に、なにか新しい技術でも習得したいところですね。

ひとりごと】関連記事