人生で初めてディズニーランドに行ってきました

2016年8月中旬、今までの人生がそうだったように、そしてこれからの人生でも訪れることないだろうと思っていた、夢と魔法とリア充の国ディズニーランドへ日帰りで行ってきました。

ぼっちで行くにはハードルが高すぎて伸ばした手すら届かない場所なので、自ら行こうとは決して思いませんし、考えたことすらありませんでしたが、地元の両親と兄夫婦が観光にやってくるということで、そのついでとして、非リアの私の人生でもっとも無関係の場所だと思っていたディズニーランドへ行くことになりました。

はっきり言ってディズニーランドへ行くくらいなら、富士山に登った方が数倍マシだと思っている人間です。体力的ダメージは休息を取ればすぐに回復しますが、精神的ダメージは結構長い間残るので絶対に足を踏みいれたくないと思っていましたが、そんな私でも、どんな雰囲気なのか一度くらいは実際に行って、空気を肌で感じてみたいという好奇心は少なからずあり、誘いの連絡があった時、迷いながらも断ることはできなかったのです。

そんなこんなで初めてのディズニーランド。実際に訪れてみると...

...雨、しかも土砂降りです。

さすがはリア充界トップの観光地として名高いディズニー。最初から容赦のない激しい攻撃で、非リアにはさっさと帰れとでも言うようにこちらへ牙を向けてきます。

ですが、こちらとて登山や北海道ツーリングで鍛えられ、雨に降られること程度ではめげません。...めげはしませんでしたが、想定していた上をいく激しい雨。天気予報が直前までコロコロ変わっていたため（3日前の予報は晴れ）、その激しい雨に耐えられるような雨具は持ってきていませんでした。

なので、入園してすぐある屋根付きのショップ街でポンチョを購入します。出鼻から散財させるとは、さすがは資本主義の上で成り立っている夢の国です。

紺と赤の２種類のポンチョにはそれぞれ左の胸元と背中にミッキーとミニーがプリントされていて、園内入口付近のショップでしか購入できないとか（定かではありません）。

ポンチョを来て移動。そして着たままアトラクションへ。

あー、便利。傘をささないことがここまで便利とは。ポンチョを着ると蒸れて不快指数が跳ね上がるものと思っていましたが、隙間が多くてそこまで不快ではありません。いや、むしろ雨の中を軽快に移動出来てちょっと楽しかったり...いえ、そんなわけはありません。雨の日が楽しい？ それこそ夢でしょう。もう子供ではありません。現に靴はびちゃびちゃで足元はぐしょぐしょです。

そうして何ヶ所かアトラクションを回っていると雨は止み、晴れ間が...と思っていたら、がっつり晴れました。

...暑い。夏の日差しを受けるくらいなら、ずっと雨でも良かったと少しだけ思いました。まあ、晴れてしまったものは仕方がないので、濡れた帽子をここぞとばかりに乾かします。

ランチを食べてまったりしたら、さあ、パレードが...

と思ったら、またちょっと雲が...

やっぱり降り出しました。

園内の木の下で雨宿りしていると、雨の中遠くで、ロケットの回りをぐるぐるとスペースシップ的なものが回るアトラクションが稼働していました。

遠くて分かりませんでしたが、園内の移動時に剥きだしの状態で乗っていてそこそこのスピードが出ているのを見かけていたので、雨粒痛くないんだろうかとちょっと心配になるほど。

しばらく雨宿りしていると、雨は再び止み、夕食後、夜のパレードを見学。

夜のパレードはイルミネーションがとても綺麗です。

城のライトアップもいい雰囲気。

そんなこんなで、ディズニーランド（シー含む） イコール 自分のような存在を生かしてはおかない場所、という先入観を持っていましたが、なんだかんだで意外と楽しめてしまいました。さすがに一人で来たいとは夢にも思いませんが。

ところで、雨で来園者は少なかったのでしょうが、それでもアトラクションの待ち時間はそこそこありました。ですが、電車での通勤と同じようにスマホで時間を潰せば問題ありません。とくに今回はポケモンGOがすこぶる捗りました。園内にはディズニーのキャラクター以外にも沢山のポケモンが生息していて、ポケストップも豊富。ディズニーのキャラクターにさほど興味のない私としては、ディズニーランドではなく、どちらかと言えばポケモンランドに行ってきた気分です。

私みたいなものでも存在許してくれる思っていたよりも寛容だったディズニーランド。ただ、帰って靴下を脱いでみたら、足がすんごいふやけてました。北海道ツーリングでも思い知らされましたが、ここディズニーランドでも雨が降りそうならレインシューズカバーは必須ですね。

次回、もう一度行く可能性は限りなくゼロに近いですが、もしもの時のために、今回の旅行で良かったことや教訓を書き記しておきます。

• 横浜駅からのバスの直行便が割高ではあるが便利で楽。
• パンフレットタイプの地図の入手は必須。（園内には案内板のような看板タイプの地図は景観を損なうためなのか、一切見当たらず）
• 雨が酷そうならポンチョ、つばのある帽子、レインシューズカバーを持っていくとよい。
• 夜のパレードは見ごたえあり。
• アトラクションの待ち時間を退屈と感じたら、ポケモンをゲット！

こんな感じでしょうか。ではまた。